ノドゥル島芝生広場で開かれた「K-POPカバーダンス・フェスティバル・ワールド・ファイナル」=23日、ソウル・龍山区、ソウル新聞
[ソウル=シャルル・オドゥアン]
「K-POPカバーダンス・フェスティバル・ワールド・ファイナル」が始まった23日午後5時、ソウル龍山区のノドゥル島芝生広場は大勢の人の歓声で盛り上がった。
今年で13回目を迎える今回のイベントには韓国、米国、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、トルコ、ブルガリア、日本、香港、タイなど13カ国から集まった104人が参加した。各国の本選を通過し、選ばれた代表チームである。審査はボーイズグループB1A4とダンスクルーのワンミリオンに所属している振付師、イェチャン氏が担当した。
K-POPに情熱を持つ、世界中から集まったカバーダンスチームが、韓国のアイドルグループの振り付けを披露し、お互いの実力を競う今回のフェスティバル。ソウル市を代表する音楽フェスティバルである「ソウルミュージックフェスティバル」の2日目に開かれた。120分間行われたイベントで、参加チームはTWICE、ルセラフィム、Stray Kidsなど有名K-POPグループの振り付けを完璧に披露した。
米国のカバーダンス代表チーム、プリズムクルー=23日、ソウル・龍山区、ソウル市
オーストラリアカバーダンス代表チーム、トゥデイ&オールウェイズ=23日、ソウル・龍山区、ソウル市
この日、厳しい競合の末に、韓国代表のHRM、米国代表のプリズムクルー、インドネシア代表のエクスキジットの計3チームが合同優勝を果たした。彼らは各々ATEEZの「バウンシー(Bouncy)」と「ハラジア(Halazia)」、サイカーズの「XIKEY」とATEEZの「I’m The One」、THE BOYZの「KINGDOM COME」と「REVEAL」の振り付けを披露した。
1位を取ったプリズムクルーのリーダー、ケイティ・ブリスエラさんは「世界中から集まったダンサーたちと交流でき、本当に嬉しい」とし、「みんなで今日の舞台を準備した。とても光栄だ」と感想を述べた。
HRMリーダーのポン・ソンミンさんは「K-POPが好きな外国の方々と、一緒に踊りながらK-POPで疎通することができ、韓国の国民として本当に幸せな機会だった」と語った。
審査を担当したイェチャン氏は、「どのチームの舞台も素晴らしかったので、審査が難しかった」とコメントした。B1A4のメンバー、サンドゥルさんは「審査の間、参加チームがK-POPに合わせてダンスを披露してくれたことに、感動と感謝の気持ちでいっぱいになった」と話した。
「K-POPカバーダンス・フェスティバル・ワールド・ファイナル」で優勝者の発表をしている様子=23日、ソウル・龍山区、ソウル市
この日、ノドゥル島にはK-POPカバーダンスの決勝戦を見るために約2000人の観覧客が訪れた。
ワーキングホリデーで韓国に来たカルロッタ・リナスさん(スペイン)とソフィー・シュマイルズルさん(ドイツ)は「K-POPのファンとして、どのチームも本当に素晴らしかった」とし「特に、男女混合ダンスチームであるカナダのチームが良かった」と話した。
妹と一緒に公演を楽しんだシュテフィ・ウルムさん(ドイツ)は「普段からよく耳にする歌に華やかな衣装まで加わり、目と耳の両方とも楽しい公演だった」と感想を述べた。
caudouin@korea.kr