文化

2023.11.23

韓国が「第24回世界遺産条約締約国会議」でユネスコ世界遺産委員会委員国に選ばれた。写真はユネスコ韓国委員会事務局があるソウル・中区ユネスコ会館=22日(現地時間)、フランス・パリ、ユネスコ韓国委員会

韓国が「第24回世界遺産条約締約国会議」でユネスコ世界遺産委員会委員国に選ばれた。写真はユネスコ韓国委員会事務局があるソウル・中区ユネスコ会館=22日(現地時間)、フランス・パリ、ユネスコ韓国委員会


[チェ・ジンウ]

韓国がユネスコ世界遺産委員会委員国に選出された。

外交部はユネスコが22日(現地時間)にフランス・パリで開催した「第24回世界遺産条約締約国会議」で、韓国が世界遺産委員国に選出されたと23日、明らかにした。

世界遺産条約によって設置されたユネスコ世界遺産委員会は、世界遺産の保存現況の点検・管理・新規世界遺産などについて話し合う政府間委員会。世界遺産条約の締約国195カ国のうち21カ国で構成される。

アジア地域グループの委員国に選ばれた韓国は、2027年まで活動することになる。韓国がユネスコ世界遺産委員国に選出されたのは1997年、2005年、2013年に続き、今回が4度目。

同日の総会では、韓国とともに、ウクライナ・ベトナム・ケニア・セネガル・レバノン・テュルキエ・ジャマイカ・カザフスタンなど8カ国が新規で世界遺産委員国に選出された。

外交部は「世界遺産委員国に選出されたことは、世界遺産制度に対する韓国の寄与を基にした積極的な外交交渉の成果」とし「気候変動への対応、地域共同体と遺産間の共存など新しい時代の課題を考慮し、世界遺産制度の発展に向け主導的に寄与していく計画」と明らかにした。

paramt@korea.kr