チリのセントラル大学に韓国資料室「ウィンドウ・オン・コリア」が開館した=16日(現地時間)、チリ・サンティアゴ、国立中央図書館
[ホン・アンジ]
チリのサンティアゴに、韓国文化や歴史などが研究できる資料室がオープンした。
文化体育観光部の国立中央図書館は、チリのセントラル大学に韓国資料室「ウィンドウ・オン・コリア」を16日(現地時間)に開館したと17日、明らかにした。
チリのセントラル大学にできた韓国資料室は、世界で34番目の韓国資料室。国立中央図書館が提供する韓国の歴史・文化・言語に関連する1607点の資料を保有する。資料室の利用者たちが、韓国の伝統を感じられるように、韓国の伝統的な模様が施された引き戸と座敷机も用意された。
チリのセントラル大学は、中南米地域では唯一の韓国学修士課程を2018年から運営してきた。校内にある世宗(セジョン)学堂と比較韓国学研究所を通じて、韓国に関連する研究やゼミを着実に行ってきた。
国立中央図書館は、韓国資料室事業を通じてアジア、ヨーロッパ、中南米および中東などの28カ国にある主な図書館に、2007年から韓国資料室を設置してきた。現在まで韓国に関連する約13万点の資料を提供し、韓国文化の魅力を世界に発信している。
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