「ニューヨーク・コリアセンター」の全景
[パク・ヘリ]
[写真=文化体育観光部]
韓国文化を世界に発信する「ニューヨーク・コリアセンター」が27日(現地時間)、米ニューヨークで新しくオープンした。
1979年に開院した駐ニューヨーク韓国文化院。K-POPや韓国ドラマなど、韓国文化に対する現地の関心が高まることを受けて拡張移転が決まり、マンハッタン32番街に「ニューヨーク・コリアセンター」が建てられた。
「コリアセンター」は、韓国文化院・韓国観光公社・韓国コンテンツ振興院・世宗学堂など、韓国文化を広報する重要機関が入居し、韓国に関する様々なサービスを提供する総合文化芸術スペース。米ロサンゼルス、中国の上海・北京、日本の東京、フランスのパリに続いて6番目にオープンした。
「ニューヨーク・コリアセンター」は、延べ面積3383平方メートルで、地下2階、地上7階建てのビル。地下には190席の公演会場、1階にはメディア・ウォール、2階には展示室や庭園、3階には図書室、4階には料理教室が行われる調理室が設けられている。
(左上から時計回りに)公演会場、メディア・ウォール、調理室、展示会場
文化体育観光部は、「試験的に運営された今年3月から6月まで、およそ8000人余りが訪問した。ニューヨーク内で韓国文化を体験できるスポットになると思われる」とし、「ニューヨークを訪れる世界の人々に、韓国の文化・観光・コンテンツを提供し、国のブランド価値を高め、文化コンテンツの輸出や外国人観光客の誘致を強化するなど、経済効果を生み出すことにも寄与する」と説明する。
来館者のため、センターでは、 国立国楽院やニューヨーク・クラシカル・プレーヤーズ(NYCP)の公演や、映画の中に登場する韓服を展示するイベントなど、様々な文化芸術イベントも行われる。
駐ニューヨーク韓国文化院は、「ハングル壁プロジェクト」を通じて、世界から集まった8000以上の韓国語のフレーズの中から、1000個を選び、展示する予定だ。
hrhr@korea.kr