文化

2024.09.19

清渓川にあるソウル野外図書館で読書を楽しむ市民たち=ソウル野外図書館

清渓川にあるソウル野外図書館で読書を楽しむ市民たち=ソウル野外図書館


[キル・ギュヨン] 

ソウル野外図書館では、世界が注目する韓国文学を多様な言語で楽しむことができる。 

ソウル市は19日、ソウル広場、光化門(クァンファムン)、清渓川(チョンゲチョン)などに設置されたソウル野外図書館3カ所で、韓国文学翻訳院により寄贈された693冊を展示すると発表した。

今回の展示では、国際ブッカー賞受賞作であるハン・ガンの「菜食主義者」はもちろん、海外文学賞受賞作、ドラマ・映画・ミュージカルの原作、韓国の古典文学など、テーマ別に59の原作・693冊が披露される。図書は、日本語、中国語、アラビア語、ギリシャ語など33カ国語に翻訳。

ソウル広場では、19~22日、「moms」(マ・ヨンシン)、「別れを告げない 」(ハン・ガン)、「私たちの幸せな時間」(コン・ジヨン)、「7年の夜」(チョン・ユジョン)などを披露する。

光化門広場では20~22日、「菜食主義者」(ハン・ガン)、「殺人者の記憶法」(キム・ヨンハ)など海外文学賞の受賞作を展示する。

清渓川では、20~22日まで「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」(ファン・ボルム)、「アーモンド」(ソン・ウォンピョン)など韓国のベストセラー小説が楽しめる。

詳細は、ソウル野外図書館のホームページ(https://www.seouloutdoorlibrary.kr/) とインスタグラムで確認できる。

オ・ジウンソウル図書館長は今回の展示について、「ソウルを訪れた外国人観光客に、韓国の文学作品をしってもらうきっかけになるだろう」と話した。

gilkyuyoung@korea.kr