文化

2024.11.21

国家遺産振興院は12月10日、国楽コンサート「シナウィ・スペクトラム」を披露する。写真は、(左から)フランスから来た歌い手のロル・マポ、スペインから来た舞踊家のアレクサンドロ、カメルーンから来た牙箏のチェ・ウンジ。

国家遺産振興院は12月10日、国楽コンサート「シナウィ・スペクトラム」を披露する。写真は、(左から)フランスから来た歌い手のロル・マポ、スペインから来た舞踊家のアレクサンドロ、カメルーンから来た牙箏のチェ・ウンジ。


[ソ・エヨン]
[写真=国家遺産振興院]

世界の国々の青年たちが繰り広げる国楽コンサートが行われる。

国家遺産振興院は12月10日、ソウル・江南(カンナム)区の韓国文化の家で、国楽コンサート「シナウィ・スペクトラム」を披露する。

「シナウィ・スペクトラム」とは、「シナウィ」と「スペクトラム」の造語だ。シナウィは韓国の伝統的な音楽であり、即興的な器楽合奏音楽だ。世界の国々の国の青年たちが一堂に会し、韓国の伝統音楽を楽しむという意味が込められている。

フランス、アメリカ、カメルーン、スペイン、ウズベキスタンなど、韓国の伝統音楽を愛する各国のアーティストたちが舞台に上がる。

フランスから来た歌い手のロル・マポは「パンソリ・ツバメの路程記」を、スペインから来た舞踊家のアレッサンドロは韓国の伝統踊りとフラメンコを組み合わせた創作舞踊を披露する。アメリカから来た伽倻琴(カヤグム)演奏者のチェ・スカーレット、現在韓国芸術総合学校で牙箏(アジェン)を専攻しているカメルーンから来たチェ・ウンジなどの出演者たちが、韓国の伝統音楽と外国の音楽を組み合わせた特別な舞台を披露する。

チェ・スカーレットが韓国語と英語で進行を担当するので、観覧客は韓国語が分からなくても、楽しむことができる。

詳細は、国家遺産振興院のホームページ(www.kh.or.kr)で確認できる。観覧料は全席1万ウォン。

国楽コンサート「シナウィ・スペクトラム」のポスター

国楽コンサート「シナウィ・スペクトラム」のポスター 


xuaiy@korea.kr