1750年にフランスで制作された「関東、遼東及び朝鮮地図」=東北アジア歴史財団
[イ・ダソム]
東北アジア歴史財団の独島体験館は26日、「今月の古地図」として、1750年にフランスで制作された「関東、遼東及び朝鮮地図」のイタリア版を選定したと発表した。
フランス王室の水路学者であるジャック・ニコラス・ベリン(Jacpues-Nicolas Bellin)が制作したもので、鬱陵島・独島・韓国海が表記されている。
この地図の中の朝鮮半島は、フランスの地理学者ダンヴィル(D’Anville)の「朝鮮王国図」に出ている朝鮮半島に似ている。朝鮮と清国の国境はダンヴィルの地図と同じく、北の方に偏っている。鹿屯島を含む、豆満江の東側の地域も朝鮮の領土となっている。鬱陵島、独島、韓国海は、それぞれFang-ling-tau、Chiang-san-tau、Mar di Coreaと表記されている。
この地図は12月31日まで、同体験館の「独島の歴史」コーナーで展示される。
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