文化

2025.03.07

「韓国・ウズベキスタン国交樹立33周年記念文化交流展」で、作品を観覧するアリシェル・アブドゥサロモフ駐韓ウズベキスタン大使(左)=5日、ソウル・鍾路区

「韓国・ウズベキスタン国交樹立33周年記念文化交流展」で、作品を観覧するアリシェル・アブドゥサロモフ駐韓ウズベキスタン大使(左)=5日、ソウル・鍾路区


[ソウル=アフメットジャヴァ・アイスル、ユン・ソジョン] 
[写真=イ・ジュニョン]

韓国とウズベキスタンの長年の友情と、類似した文化について垣間見れる展示が行われた。

ソウル・鍾路(チョンロ)区・仁寺(インサ)洞にある韓国美術館で、駐韓ウズベキスタン大使館と外交政策学術誌「外交ジャーナル」による「韓国・ウズベキスタン国交樹立33周年記念文化交流展」が5日、開幕した。

今回の交流展では、ウズベキスタンの作家の作品が約70点、韓国の作家の作品が約70点展示された。写真や民画、現代絵画などの多様なジャンルの作品を見ることができる。

展示場を訪れた観覧客は、ウズベキスタンの有名なシルクロード遺跡地であるブハラ(Bukhara)の夕日や、伝統衣装を着てほほ笑むウズベキスタンの人たちなど、ウズベキスタンの固有の魅力にあふれる写真に注目した。韓国の作家の作品としては、キセルをくわえた虎や龍、蓮の花、牡丹などをテーマにした韓国的なユーモアあふれる民話が人気を集めた。

「韓国・ウズベキスタン国交樹立33周年記念文化交流展」の開幕式で歓迎の挨拶を行うアリシェル・アブドゥサロモフ駐韓ウズベキスタン大使=5日、ソウル・鍾路区

「韓国・ウズベキスタン国交樹立33周年記念文化交流展」の開幕式で歓迎の挨拶を行うアリシェル・アブドゥサロモフ駐韓ウズベキスタン大使=5日、ソウル・鍾路区


アリシェル・アブドゥサロモフ駐韓ウズベキスタン大使は、展示開幕式にて「ウズベキスタンと韓国は、長い歴史の中で友情を築いてきた特別な関係である」とし、「今年の『韓国・ウズベキスタン相互交流の年』は、両国の戦略的パートナー関係をさらに強固にする重要な道しるべになる」と述べた。

さらに「今回の展示は、ウズベキスタンの文化や歴史、観光、経済的潜在力を示す特別な機会であり、韓国の美しい絵も共に展示される。両国の友情をより深めることができるだろう」とし、韓国人同胞とウズベキスタンの国民の間の兄弟愛について強調した。

「外交ジャーナル」のイ・ジョンヨン会長兼発行人は、「今回の展示は、両国の芸術的美しさを分かち合い、文化的交流の重要性をもう一度、実感できる契機となるだろう」と評価した。また、「単なる芸術の交流を超え、文化や経済、観光においても協力できることを期待する」と話した。

開幕式には、ウズベキスタン出身の韓国人留学生や労働者のみならず、ウズベキスタンの文化に関心がある韓国人や駐韓外交使節、韓国作家など、約200人が参加した。

開幕式に続き、付帯イベントとしてウズベキスタン出身の韓国留学生奨学金授与式、明知大学校のイ・ミヒョン主任教授の作品寄贈式、大韓民国名人会(Korea Masters Association)から招請された13人の韓国作家の展示も行われた。展示は無料で観覧でき、期間は11日まで。

▲ 알리쉐르 아브두살로모프 주한 우즈베키스탄 대사(왼쪽)가 5일 서울 종로구 인사동 한국미술관에서 열린 '한국-우즈베키스탄 수교 33주년 기념 문화교류전' 개막식 부대행사로 열린 이미형 명지대학교 주임교수의 작품 기증식에서 이 교수와 함께 포즈를 취하고 있다.

明知大学校のイ・ミヒョン主任教授の作品寄贈式で、記念撮影を行うアリシェル・アブドゥサロモフ駐韓ウズベキスタン大使(左)=5日、ソウル・鍾路区


aisylu@korea.kr