文化

2025.06.17

「2024K-ブック著作権マーケット」の様子=2024年6月、ソウル、文化体育観光部

「2024K-ブック著作権マーケット」の様子=2024年6月、ソウル、文化体育観光部


[テレシア・マーガレット]

文化体育観光部が、韓国出版文化産業振興院と共に16日から18日までソウル・松坡(孫パ)区にあるロッテホテルワールドで「2025K-ブック著作権マーケット」を開催すると16日、明らかにした。

2018年から毎年開かれている「K-ブック著作権マーケット」は、グローバル出版著作権輸出イベントだ。海外の出版社やエージェンシーを韓国に招待し、韓国の出版社と1対1の著作権および知的財産権(IP)の輸出相談を行うB2B(企業間取引)プラットフォームである。今年は、投資誘致説明会やセミナー、交流行事なども行われる。

日本、台湾、マレーシア、ドイツ、英国、イタリア、米国、メキシコなどの世界30カ国から、100社が参加する。

米国のハーパーコリンズとペンギンランダムハウス、日本のタトル・モリエージェンシーなどのグローバル出版社とエージェンシーが、タサンブックス、ウィズダムハウス、ブックメンターなどの韓国の出版社100社と1800件余りの輸出相談を行う予定だ。

放送局、オンライン動画配信サービス(OTT)企業、コンテンツ製作会社、プラットフォーム企業などの海外企業も参加する。輸出相談も既存の文学、児童絵本中心から非文学、漫画、電子出版などに拡大される。

文化体育観光部のイム・ソンファンメディア政策局長は「K-ブックの輸出を多角化する。新しい輸出市場を開拓し、海外市場を訪れて図書展を開催するなど、K-ブックの韓流のために尽力する」と述べた。

margareth@korea.kr