写真は、「死の自叙伝」ドイツ語版=「世界文化の家」公式ホームページ
[テレシア・マーガレット]
キム・ヘスンが詩集「死の自叙伝」で、ドイツ「世界文化の家」(HKW)が授与する「国際文学賞」を受賞した。アジアの作家としては初の受賞だ。
大山(テサン)文化財団は、17日(現地時間)、ベルリンで開催された授賞式で、キム・ヘスン詩人とドイツ語翻訳本を共同で翻訳したパク・スルとウリアナ・ウォルフが「2025年国際文学賞」を受賞したとした。
「死の自叙伝」は、2016年に韓国で初めて出版された詩集だ。今年2月にドイツのフィッシャー出版社から、翻訳本が出版された。翻訳は大山文化財団の韓国文学翻訳・出版支援事業の一つとして行われた。
審査委員団は満場一致でキム・ヘスンを受賞者として選んだ。
HKWの「国際文学賞」は、毎年ドイツ語に翻訳・出版された現代文学作品の中で、文学性に優れた一編を選定し、作家と翻訳者の両方に授与するドイツの代表的な文学賞だ。賞金総額は3万5000ユーロだ。 このうち2万ユーロは作家に、1万5000ユーロは翻訳者に贈られる。
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