文化

2025.07.23

写真は、「2028世界デザイン首都」に選定された記念写真=釜山市

写真は、「2028世界デザイン首都」に選定された記念写真=釜山市


[カン・ガヒ]

釜山(プサン)が世界デザイン機構(World Design Organization、WDO)が指定する「2028世界デザイン首都」に最終選定された。

2008年に始まった「世界デザイン首都」は、世界デザイン機構が2年ごとに、デザインを通じて経済・社会・文化・環境的な発展を追求する都市を選定する国際プログラムだ。

ソウル(10年)、ヘルシンキ(12年)、バレンシア(22年)に続き、釜山は今回、11番目の世界デザイン首都として名を連ねた。

釜山市は、「皆を包容する都市、共に作っていくデザイン」をテーマに、市民参加型のサービスデザインモデルを披露し、評価された。

先月、釜山を訪問した世界デザイン機構の実態調査団は、影島(ヨンド)ベリーベリーグッドボンサン村、東西(トンソ)大学、北港、F1963などを見学した。釜山の市民参加型デザインの実践事例、デザイン中心の教育体系、都市政策やデザインの統合的アプローチなどを見て回った。

世界デザイン機構は「釜山はデザイン文化を通じた都市変化の高い潜在力を持っており、今回のWDC指定をきっかけに、グローバル影響力を発揮することを期待する」と述べた。

公式の世界デザイン首都指定は、9月に英国ロンドンで開催される第34回世界デザイン総会で発表される予定だ。

kgh89@korea.kr