写真は、キョボ文庫光化門店に陳列された韓国文学の英語版=8月7日、ソウル、イ・ジヘ
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韓国の文学作品の海外販売量が1年間で2倍以上に増加した。
韓国文学翻訳院は、昨年翻訳院の翻訳・出版支援を受けた韓国文学が約120万部の販売量を記録したと6日、明らかにした。前年実績(約52万部)より130%ほど上昇した。
ハン・ガンのノーベル文学賞を受賞したことが、販売量に大きな影響を及ぼした。現在、翻訳院の支援を受けて出版されたハン・ガンの作品は28言語圏・77種であり、昨年は31万部が売れた。
チョン・ボラの『呪いウサギ』、パク・サンヨンの『大都市の愛し方』、チョ・ナムジュの『82年生まれ、キム・ジヨン』などは3年連続で4000部以上が販売され、ロングセラーとして位置づけられている。
テュルキェで2023年に出版されたファン・ボルムの『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』は昨年8万部以上販売された。ポーランドではキム・ホヨン『不便なコンビニ』が2万部以上売れた。
韓国文学翻訳院は「北米とヨーロッパを中心に韓国文学の読者層が拡大した。有数の海外出版社が韓国文学の出版に、より積極的に乗り出している」とした。
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