VR映画『ダンイジョン:美人図物語』のワンシーン=国家遺産振興院
[キム・ソナ]
国家遺産庁と国家遺産振興院はVR(仮想現実)映画、『ダンイジョン:美人図物語』が第73回メルボルン国際映画祭XR部門に公式招待されたと12日、明らかにした。
朝鮮後期の画家であるシン・ユンボクの絵画15点をデジタル技術で具現化し、観客は、映画を通じて絵の中の世界をVR体験できる。主人公のダンイが、真の美しさを探しに旅立つというストーリーを、パンソリと踊りで表現した。演出を担当したのは、西京(ソギョン)大学のユ・サンヒョン教授。
作品は12日から17日までACMIスウィンバーンスタジオで上映される。
メルボルン国際映画祭は1952年に始まったオーストラリア最大規模の映画祭。今まで世界各国の独創的な作品を紹介してきた。
ユ・サンヒョン監督は「伝統と技術を融合させ、韓国の美を世界に発信することができて、とてもうれしい」と話した。
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