文化

2025.08.18

1945年8月、日本帝国が「ポツダム宣言(日本への降伏要求の最終宣言)」を受諾したことで、植民地だった韓国が主権を取り戻した。韓国は8月15日を「光復節」と称えている。KOREA.netは、光復節80周年を控え、忠清南(チュンチョンナム)道・天安(チョナン)にある独立記念館を訪れた。

独立記念館のシンボルである「ギョレの塔」。 高さは51メートルで、独立に向けた意志を表している=忠清南道・天安、文化体育観光部

独立記念館のシンボルである「ギョレの塔」。 高さは51メートルで、独立に向けた意志を表している=忠清南道・天安、文化体育観光部


[天安=シャルル・オデゥアン]

ソウルから約80キロ離れた場所にある独立記念館は、1987年にオープンした。韓国の独立運動の歴史が保存・展示されている。館内の展示館や教育館などでは、19世紀後半から1945年まで続いた独立運動について発信している。

義兵活動や3·1運動、臨時政府樹立と義烈団活動などは国内はもちろん満州、上海、ウラジオストク、ハワイなどの世界各地で展開された。政治、軍事、外交活動だけでなく、文学、音楽、言論活動まで様々だった。

韓国独立運動史研究所のイ・ミョンファ所長は韓国の独立運動について、「自由と正義に向けた闘争であり、人類の普遍的な価値に向けたものだった」と強調した。

さらに「独立記念館は日本に反対したり日本人を批判するところではない」とし、「歴史を省察し、その歴史がどうだったのかを共有しなければならない」と指摘した。

韓国独立運動史研究所は、韓国と海外の独立運動に関する資料や遺跡を調査・管理・保存する。今年までに海外の独立運動史跡地1032カ所の調査を終えた。独立運動史跡地は、中国(483カ所)と米国(159カ所)、ロシア(123カ所)に集中していた。詳細は独立記念館のホームページ(oversea.i815.or.kr)で確認できる。

イ・ミョンファ所長は「中国も韓国と同じように日本による侵略を受けた国だ。中国と独立運動史跡地共同研究と保存事業で協力できる部分が多い」と話した。独立記念館は、学術大会や多様な文化行事などを通じて交流と協力に力を入れている。

ハン・シジュン元独立記念館長は、「独立運動は、韓国を世界に知らせる出発点となった」とした。さらに、「独立運動家たちが中国、ロシア、アメリカ、ヨーロッパなどで活動し、韓国の存在を知らせた。 1919年のパリ講和会議などの国際舞台で、韓国という国が認められたのもこの時期だった」と説明した。

また、「世界各地で活動した独立運動家たちが映画、音楽、美術などの領域でも、韓国を世界に発信した」とし、「K-カルチャーの原点であり始発点は、独立運動だったと言える」と述べた。

独立記念館は15日の慶祝式など、様々な文化行事を通じて独立運動精神を称える。

質問に答える独立記念館のイ・ミョンファ韓国独立運動史研究所長=8日、忠清南道・天安、シャルル・オデゥアン

質問に答える独立記念館のイ・ミョンファ韓国独立運動史研究所長=8日、忠清南道・天安、シャルル・オデゥアン


caudouin@korea.kr