文化

2025.09.22

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「フェスティバル・シウォル」の公式ポスター=釜山市

「フェスティバル・シウォル」の公式ポスター=釜山市


[テレシア・マーガレット]

釜山(プサン)市が、都市全体を舞台に20あまりのフェスティバルを同時に展開する。

釜山市は19日、26のプログラムを市内各地で展開する「フェスティバル・シウォル」を、今月21日から来月3日までの13日間にわたって開催すると発表した。テーマは「秋の風」。

「フェスティバル・シウォル」は、映画、公演、音楽、グルメ、創業、スポーツ、フォーラムなど、10の分野で構成されている。釜山国際映画祭をはじめ、釜山国際ロックフェスティバル、釜山国際公演芸術マーケット、釜山国際飲食博覧会、釜山クラフトビール・マスターズチャレンジなど、代表的なイベントが市民や観光客の関心を集めそうだ。

自転車で釜山の海上橋を走る大会「セブンブリッジツアー」が21日に行われ、フェスティバルの幕が上がった。22日と23日には、海雲台(ヘウンデ)区のBEXCOで、アジア最大級の創業博覧会「フライアジア2025」が開催される。また、「2025釜山クラフトビール・マスターズチャレンジ」も24日まで、午後4時から10時まで野外広場で行われ、市民や観光客を迎える。

24日から28日まで、釜山文化会館や釜山ユーラシアプラットフォームなどで「釜山国際公演芸術マーケット」が開催される。15カ国・100を超える公演と、600人余りの芸術家が参加する。また、同期間に開かれるグルメフェスティバル「釜山国際料理博覧会」では、各国の料理を味わうことができる。

「釜山国際ロックフェスティバル」は、26日から28日まで釜山三楽(サムラク)生態公園で開催される。

「フェスティバル・シウォル」の詳細は、公式ホームページ(www.shiwol.com)で確認できる。

パク・ヒョンジュン釜山市長は、「今年の釜山は外国人観光客が200万人を突破し、グローバルな観光都市としての地位を世界に示している」と述べ、「『フェスティバル・シウォル』が史上初めて外国人観光客300万人時代の幕開けを後押しすることになるだろう」と期待を示した。

margareth@korea.kr