(左から)委員長を務めるJYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表プロデューサー、李大統領、文化体育観光部のチェ・フィヨン長官=10月1日、京畿道・一山、大韓民国大統領室
[イ・ジヘ]
文化体育観光部のチェ・フィヨン長官と、JYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表プロデューサーが共同で率いる、大統領直属の大衆文化交流委員会が、1日に公式に発足した。
委員会は、大衆文化交流政策の国家的な目標を策定し、官民の連携を強化することで、大衆文化の持続的な発信を目指す。文化強国の実現を掲げて設立された、大統領直属の諮問委員会である。
李大統領はこの日、一山(イルサン)KINTEXで開かれた大衆文化交流委員会の発足式で、「大衆文化交流委員会は、様々な 部署の政策力を結集し、民間の創意性と専門性を活かす官民一体のプラットフォームだ」と述べた。
また、「支援は行うが、過度な干渉は避け、現場で自律性と創意性が十分に発揮されるよう支援していく」と述べた。
パク・ジニョン委員長は、コンサートなどで使うペンライトがK-POPファンを単なる観客ではなく、会場の雰囲気作りに積極的に参加する存在へと変えていると説明した。この話を聞いた李大統領は「ファン主権主義」と呼んだ。
委員会には、10の関係省庁の次官と大統領室の社会首席が政府側委員として参加する。民間委員は大衆音楽、ゲーム、ウェブトゥーン・アニメ、映画・映像、ライフスタイル、投資、政策の7分科に分かれ、26人が委嘱される予定だ。HYBEやSM、YGエンターテインメントの代表も含まれている。
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