「韓・ASEAN文化革新フォーラム」=昨年10月、マレーシア
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[写真=文化体育観光部]
文化体育観光部と韓国国際文化交流振興院は8日、シンガポールで「2025韓・ASEAN文化革新フォーラム」を開催する。
文化体育観光部は4日、韓国とASEANの文化交流基盤を強化し、相互理解と協力を拡大するためのフォーラムを新設したと発表した。
フォーラムは、韓・ASEAN11カ国の文化芸術家や文化産業関係者が集まり、文化を媒介とした多様な革新と協力策を議論する場だ。2020年に始まり、今年で6回目を迎える。今回は8日、シンガポール国立美術館で開催される。
最初の分科会では、「人工知能(AI)時代の文化多様性の実践」をテーマに、急速に変化する技術環境下における文化多様性の事例を共有する。
2番目の分科会では、「AI時代の創造産業の移動性」をテーマに、AIが創造産業にもたらした変化や、産業界における新たな技術の受け入れ方について議論する。
3番目の分科会では、「AI時代の文化理解力」をテーマに、AIリテラシー教育を通じて、文化クリエイターの能力向上と連携基盤の整備を議論する。
4番目の分科会では、ASEAN財団との協力のもと、「人工知能と文化遺産の未来」をテーマに、AI技術が有形・無形の文化遺産の保存に果たす役割を紹介し、今後の韓・ASEAN協力の可能性について議論する。
各分科会には、韓国伝統文化大学やASEAN財団、ASEAN事務局、シンガポール国立美術館など、韓・ASEANの主要機関からの専門家や文化芸術関係者が参加する。
文化体育観光部のユン・ヤンス国際文化広報政策室長は「AI技術の発展は文化芸術と産業の創造性を拡張する新たな機会だ」と述べ、「今回のフォーラムをきっかけに韓国・ASEANがAI時代の包容的な文化生態系を共に築いていくことを期待する」と話した。
2025韓国・ASEAN文化革新フォーラム公式ポスター
jihlee08@korea.kr