食・旅行

2019.08.16

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利川陶磁芸術村では陶磁器を作る体験ができる=4日、京畿道・利川、キム・ヘリン撮影

利川陶磁芸術村では陶磁器を作る体験ができる=4日、京畿道・利川、キム・ヘリン撮影



[利川=キム・ヘリン、キム・ウニョン]

韓国文化財を語る上で欠かせないのが「陶磁器」だ。京畿道(キョンギド)の利川(イチョン)は、韓国の陶磁器の里として知られており、今も手動のろくろを回して陶磁器を作っている。その利川で、4月から5月にかけて「利川陶磁器祭り」が開催される。

利川陶磁芸術村(芸's Park)では、陶磁器にまつわる展示・販売など、様々なイベントが行われ、陶磁器作りも体験もできる。

利川陶磁芸術村には個性あふれる建築がたくさんある=4日、京畿道・利川、キム・ヘリン撮影

利川陶磁芸術村には個性あふれる建築がたくさんある=4日、京畿道・利川、キム・ヘリン撮影



利川陶磁芸術村は、窯村・ギャラリー村・星村・カフェ通りから構成されている。個性あふれる建築と造形物、陶磁器もその魅力の一つ。

コリアネットは、伝統窯で陶磁器を焼く窯元を訪れ、陶磁器作りを体験した。まず始めに粘土を練って基礎を作り、次にろくろを回しながら形を作っていく。粘土は柔らかくて、少し力を加えただけで形が変わる。

예스파크 내 유리공방 ‘플럭스’에서는 직접 유리를 다루며 화병이나 컵을 만드는 체험이 가능하다. 함희은 기자

利川陶磁芸術村ではグラスを作る体験ができる=4日、京畿道・利川、ハム・ヒウン撮影



吹きガラス作りもできる。高温で溶かしたガラスを巻き取り、色をつける。グラスの型に息を吹き込み、ガラスを膨らませる。グラスの底にポンテ棹をつけ、口元の棹を切り離す。約1300℃で加熱すると完成。

このほか、ウクレレや韓国紙を利用した手工芸品を作る、様々なイベントなども用意されている。韓国文化を直接体験したい人には、おすすめだ。

kimhyelin211@korea.kr