法務部は、済州島にも電子旅行許可制(K-ETA)を9月内に導入すると発表した=聯合ニュース
[チョン・ハスン]
法務部が9月内に済州島(チェジュド)にも「電子旅行許可制度(K-ETA、電子渡航認証システムのこと)」を導入すると19日に発表した。
K-ETAとは、ビザなしで韓国に入国できる112カ国・地域を対象に、出発する前にK-ETAホームページ、またはモバイル・アプリケーションで、個人情報や旅行に関する情報を事前に入力し、旅行の許可をもらう制度。
法務部は去年9月からK-ETAを試験的に運用している。ただし、済州島の場合、国際的な観光地であるという特徴を考慮し、K-ETA運用地域外となった。
しかし、約1年間の試験運用の結果、済州島を通じて入国する不法滞在者が増えるなどの問題が発生し、法務部はK-ETAの導入を予告していた。
K-ETA導入による一般観光客減少への懸念の声について、法務部側は「一般の観光客は、申請から30分以内に自動的に許可が出される。また、許可を得ると、入国申告書の作成免除、専用の入国審査カウンター利用など、入国の手続きが簡単になる。このため、観光客の誘致において壁にはならないとみられる」と説明する。
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