食・旅行

2023.03.20

2019年、慶州市を訪れた智弁学園高校の生徒たち=慶州エキスポ公園

2019年、慶州市を訪れた智弁学園高校の生徒たち=慶州エキスポ公園


[ユン・ソジョン]

文化体育観光部は20日、熊本県のルーテル学院高等学校の生徒37人が21日から25日まで、4泊5日の日程でソウルや全州を訪れると発表した。

日本の生徒たちの韓国への修学旅行は、1972年に初めて実施されたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年から中断されていた。

ルーテル学院高の生徒たちは、姉妹校の全州新興高校の授業を参観した後、韓屋村を訪問し、韓服を着るなど、文化交流の時間を過ごす予定だ。

ルーテル学院高の韓国修学旅行について同部は、16日に行われた韓日首脳会談を契機に両国関係が画期的な転換点を迎えた中、韓日未来世代の交流の新たなスタートになるという点で意味がある」と評価した。

同部は、両国未来世代の交流を拡大させるため、教育旅行コンテンツをさらに多様化し、学校間交流を促す方針。このため、日本の旅行業界と共に日本の学校が興味を持つようなテーマで旅行プログラムを開発し、上半期内に日本の主な地域でPR活動を行う予定だ。

朴普均(パク・ボギュン)文化体育観光部長官は「日本の青少年37人の韓国への修学旅行は、小さなスタートだが、未来志向的な韓日関係を切り開く、第一歩」とし、「韓日関係が新しい時代を迎えるためには、未来世代が中心的な役割を果たすことのできる交流機会を拡大しなければならない」と述べた。

arete@korea.kr