仁川国際空港第1ターミナルの様子=聯合ニュース
[キム・ソナ]
法務部は28日、韓国で国際線を乗り継ぐ外国人旅客を対象にした無査証入国許可制度を30日から段階的に再開すると発表した。
同制度は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2020年2月から中止されていた。3年2カ月ぶりの再開となる。
無査証入国とは、観光や仕事のために短期間ビザなしに入国できる制度のこと。
30日から第3国に向かうトランジット旅客(シリア・スーダン・イランなど済州島無査証入国不許の23カ国・地域を除く)や修学旅行の中国人青少年に対してビザなし入国を認める。
5月15日からは、仁川空港の一般乗り継ぎ客、済州空港の団体乗り継ぎ客、日本の団体観光査証を所持して韓国を経て日本を行き来する中国人団体客も許可対象となる。
法務部は「今回の措置を受け、外国人乗り継ぎ客の韓国への入国や観光が増加すると予想される」とし、「宿泊や買い物といった観光産業の活性化、内需喚起など様々な効果が期待される」と説明した。
sofiakim218@korea.kr