地域文化の活性化を目指す「ローカル100を見に、ローカルへ行こう」キャンペーンのスタートを記念するイベント=21日、ソウル、文化体育観光部
[イ・ギョンミ]
文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官が「ローカル100」の地域を訪れるキャンペーン「ローカル100を見に、ローカル(地域)へ行こう」で21日から22日まで、慶尚南道の密陽(ミリャン)と統営(トンヨン)を訪問した。
ローカル100とは、各地域の文化名所、コンテンツ、名人などを紹介し、地域文化の価値を発信するために同部が今年10月に選定した100の有形・無形の資源。来年12月末までキャンペーンを実施する予定だ。
同部は密陽市、韓国鉄道公社(KORAIL)観光開発、地域文化振興院と共に、「ローカル100 トレイン旅行:密陽」を発売した。柳長官はキャンペーンの初参加者として「密陽アリラン祭り」「統営国際音楽祭」が開催される密陽と統営を訪れた。
柳長官は21日、密陽で若者のアーティストや外国人など、約50人と共に「密陽アリラン」をテーマにした特化コンテンツを楽しんだ。「密陽アリラン祭り」は、1957年から始まり、毎年5月に行われる。
22日には「統営国際音楽祭」が開催される統営を訪問し、若いアーティストらと共に、彼らの成長を支援する政策について議論した。「統営国際音楽祭」は、小さな水産業の都市である統営を国際的なクラシック音楽都市に発展させた音楽祭。特に、この祭りが行われる統営国際音楽堂は、高いレベルのクラシック専用ホールを有しており、地方においても誰もがクラシック音楽を楽しむことができる。
柳長官は「韓国は地域ごとにユニークで魅力的な文化が多いが、これは地域住民が自分の地域を愛する力であり、国内外の人々の地域訪問を促す資産」とし、「密陽、統営を皮切りに、持続的にローカル100に選ばれた地域を訪れ、たくさんの方々がその地域を訪問したい、滞在したい、暮らしたいと思わせたい」と述べた。
21日の午前、ソウル駅の3階にある「ローカル100」広報スペースの前では、このキャンペーンのスタートを記念するイベントが開催された。韓国人、外国人を問わず誰もが参加できるこのキャンペーン。ローカル100の地域を訪問し、写真や動画を撮影してインスタグラムやフェイスブックなどに掲載すると、抽選でプレゼントがもらえる。
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