食・旅行

2024.01.17

米・プロゴルフ(PGA)ツアー大会「ザ・CJカップ」を見に来た現地の観衆が、韓国料理を楽しむ様子=2022年10月20日、米・サウスカロライナ州、CJ第一製糖

米・プロゴルフ(PGA)ツアー大会「ザ・CJカップ」を見に来た現地の観衆が、韓国料理を楽しむ様子=2022年10月20日、米・サウスカロライナ州、CJ第一製糖


[ユ・ヨンギョン]

Kフードの世界化に成功した事例が、米ハーバード経営大学院の講義教材として採択された。

CJ第一製糖によると、10日(現地時間)、全世界CEOおよび企業管理者180人余りが参加したハーバード経営大学院の経営者教育プログラムで「CJ第一製糖:グローバル食品、リーダーシップへの道のり(CJ Foods: The Path to Global Food Leadership)」というテーマの研究事例が紹介された。ハーバード経営大学院が韓国の食品企業を研究事例として取り上げたのは今回が初めて。

今回の事例集は、ハーバード経営大学院のフォレスト・ラインハルト(Forest L. Reinhardt)教授、ソーパーズ・ライナット(Sophus A. reinert)教授、シュー・リン(Shu Lin)研究員が共同執筆した。

事例集には「Kカルチャー・マーケティング」が紹介された。教授陣は昨年8月、米・ロサンゼルスで開かれたKーPOPコンサートでCJ第一製糖が餃子やトッポッキなどのKフードを販売した事例を挙げ、「Kカルチャーの影響力の強さがうかがえる例である」と説明した。

ローカライゼーション戦略については「餃子の場合、現地の工場でパクチーを入れた商品を作ったり、一口サイズの商品を作るなど、市場のニーズを積極的に反映した」と分析した。続けて、「おかげで、ビビゴ餃子は2020年に単一品目で、グローバル年間売上1兆ウォン(約1099億4207万円)を突破し、2021年からは米国餃子市場でシェア1位になった」と言及した。

dusrud21@korea.kr