食・旅行

2024.05.07

政府が13日から「DMZ平和の道」をテーマにした10の路線を開放する=坡州市文化観光

政府が13日から「DMZ平和の道」をテーマにした10の路線を開放する=坡州市文化観光


[コ・ウンハ]

政府が13日から「DMZ平和の道」をテーマにした10の路線を開放する。

非武装地帯の国境地域ならではの生態・文化・歴史的資源を通して、安保や自由の大切さについて考えられるいい機会だ。非武装地帯の国境地域は、内・外国人が訪れたいと思う代表的な地域だ。

今回、開放するテーマ路線は、全て非武装地帯の境界に位置した地域で、それぞれ自治体別の特徴を活かした10のコースだ。仁川(インチョン)の江華(カンファ)、京畿道(キョンギド)の金浦(キムポ)、高陽(コヤン)、坡州(パジュ)、漣川(ヨンチョン)、江原(カンウォン)の鉄原(チョルウォン)、華川(ファチョン)、楊口(ヤング)、麟蹄(インジェ)、高城(コソン)など。

参加者の安全や非武装地帯に生息する動植物の保護のため、車で移動する。中には、軍部隊の協力を得て、参加者が直接歩いてみることができる区間もある。参加者は国境地域にしかない美しい自然を満喫できる。村の住民などで構成された解説員やガイドから説明を聞くこともできる。

参加希望者は、「平和の道」のホームページ(www.dmzwalk.com)や旅行アプリの「ドゥルヌビ」で事前に申し込める。

文化体育観光部のパク・ジョンテク観光政策局長は「文化体育観光部は今後も、非武装地帯の接境地域を、韓国でしか見られない安保・生態体験観光資源としてグローバルに育成する。これに向けて関係部署や自治体との協力に力を入れる計画だ」とし、「今回、テーマ路線を開放することで、非武装地帯の接境地域における安保観光が活性化し、人口減少や開発制限などで落ち込んでいた地域経済が回復することを期待する」と話した。

shinn11@korea.kr