「世界最高の都市」ランキングで、ソウルが10位に選ばれた。写真は、ソウル市内の様子=ソウル市公式フェイスブック
[ホン・アンジ]
「世界最高の都市」ランキングで、ソウルは10位に選ばれた。
米国の経済専門誌、フォーブスによると、グローバルコンサルティング会社であるリゾナンス(Resonance)が発表した「2024世界最高の都市」で、ソウルは10位に選ばれた。ソウルは今回、過去最高ランキングを記録した。
リゾナンスは、2016年から毎年人口100万人以上の都市270カ所を分析し、人気度や繁栄度、居住に適しているかなどを評価し、100の都市を発表する。その国を訪問する人はもちろん事業家にまで好まれる都市を示しているという点で、このランキングは大きな意味がある。
今年からはグーグル、フェイスブック、インスタグラムのレビューや重要統計などの分析を追加することで、ランキング付けの客観性を補った。
今回発表された「世界最高の都市」で1位に輝いたのは、英国のロンドン。2位はフランスのパリ、3位は米国のニューヨークが選ばれた。また、アジアでは東京が4位、シンガポールが5位、ドバイが6位にランクインした。
韓国では、首都のソウルが10位、釜山(プサン)が67位にランクインし、世界的な都市として浮上していることがわかった。
レゾナンスはソウルが「韓流ブームを追い風に、グローバル大衆文化強国として位置づけられた」とし「遠く離れた国でも、韓流が大ブレイクしている。カリスマあふれるソウルは、文化や商業の新しいパラダイムを作り上げている」と評価した。
エンデミックになってから、ソウルを訪れる外国人は増加傾向にある。2022年には、Airbnbで4番目に多く検索された。
さらに、ソウルは先端技術ハブとして様変わりし、第4次産業革命が盛んになっている。5Gと6Gまで整った都市として成り立っている。
一方、リゾナンスは釜山を「韓国のマイアミ」と称した。貧困率が低いという点、SNSのハッシュタグなどの割合が多い点などを挙げ、繁栄度が高い都市であると説明した。
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