食・旅行

2024.08.14

独立記念館=忠清南道・天安市、独立記念館

独立記念館=忠清南道・天安市、独立記念館


[ユ・ヨンギョン]
[写真=国家報勲部]

光復節は、韓国が「光を取り戻した日」だ。1945年8月15日、韓国は日本帝国主義の支配から35年ぶりに主権を取り戻し、自主独立国として光復を迎えた。

光復節は3・1節、制憲節、開天節、ハングルの日と共に韓国の5大祝日である。光復節を祝日として記念する理由は、韓国の独立が外勢依存的な独立ではなかったためだ。韓国は、自主的に粘り強く戦った。

KOREA.netは、光復節79周年を迎え、行ってみたい4カ所を紹介する。いずれも国家報勲部の推薦を受け、歴史的価値のある場所だ。独立運動家の崇高な献身を、忘れてはならない。

国立大韓民国臨時政府記念館

国立大韓民国臨時政府記念館=ソウル・西大門区、国立大韓民国臨時政府記念館

国立大韓民国臨時政府記念館=ソウル・西大門区、国立大韓民国臨時政府記念館


1919年に設立された大韓民国臨時政府の歴史を学ぶことができる場所だ。パリ講和会議に提出した独立要求書、光復軍歌集、光復軍軍服などが展示されている。

光復節を記念する文化イベントの「文化独立万歳」(~9.1)と特別展示(~9.1)が開かれている。

観覧客は「臨時政府、文化独立運動を繰り広げる」というテーマの体験ゾーンやバスキング公演、「臨時政府要人の食体験」などを楽しめる。

独立記念館

独立記念館=忠清南道・天安市、独立記念館

独立記念館=忠清南道・天安市、独立記念館


独立運動の資料を収集・分析・管理し、学術研究・展示・教育などを通して独立運動の価値を知らせている。つまり、国のために犠牲になった人々を追慕する記念館だ。

独立記念館のシンボル的な建築物である「キョレの家」。そしてこの裏には、6つの常設展示館、特別企画展示室、共にする独立運動(体験館)、MR独立映像館などがある。

今年の光復節には、光復節慶祝式、ブラックイーグルス・エアショーなどの記念イベントや体験イベントが行われる。

群山3・1運動100周年記念館

群山3・1運動100周年記念館=全羅北道・群山市、群山3・1運動100周年記念館

群山3・1運動100周年記念館=全羅北道・群山市、群山3・1運動100周年記念館


群山(グンサン)は、漢江(ハンガン)以南では初めて3・1万歳運動が起きた場所だ。主軸となって万歳運動を起こしたのは、永明(ヨンミョン)学校やイエス病院、九巖(クアム)教会などだ。韓国の全国各地で万歳運動が起きる導火線となった。

3・1運動100周年記念館は、群山独立万歳運動の歴史的価値を多くの人に知らせ、国のために命を捧げた独立運動家たちの崇高な精神を継承するために建てられた。

群山3·1運動100周年記念館の外観は、100年前の永明学校をそのまま再現した。展示館では、群山万歳運動に関する遺物を見ることができる。

慶尚北道独立運動記念館

慶尚北道独立運動記念館=慶尚北道・安東市、慶尚北道独立運動記念館

慶尚北道独立運動記念館=慶尚北道・安東市、慶尚北道独立運動記念館


自らの命をかけて日帝に抵抗した抗日運動もあった。慶尚北(キョンサンブク)道はこのような抗日独立運動の発祥地であり、全国で最も多くの独立有功者を輩出した地域だ。

慶尚北道独立運動記念館は、慶尚北道で行われた独立運動に関する歴史的資料を収集・調査し、研究・展示・教育に努めている。つまり、独立運動家の愛国心を継承し、国民が正しい国家観を確立できるように設立されたのだ。

独立館、義烈館などの展示館や新興武官学校の独立戦争体験場などを備えている。

dusrud21@korea.kr