[華川=キム・ソナ]
[映像=パク・テジン]
[写真=イ・ジュニョン]
11日、江原(カンウォン)道・華川(ファチョン)でヤマメ祭りが始まった。
華川ヤマメ祭りは、日本の札幌雪祭り、中国のハルビン氷灯祭、カナダのケベック・ウィンターカーニバルと共に世界4大冬祭りである。毎年、国内外から100万人以上が冬を満喫するために訪れる。19日の時点で、約3万5000人の外国人観光客が訪れた。
KOREA.netは、14日に訪問した。華川川までは、ソウルから約1時間30分。華川川は、澄んだ青空の下で雪と氷がキラキラと輝いていた。まるで童話の世界に入り込んだような気がした。凍りついた川の上では、氷釣りを楽しむ人々がたくさんいた。みんなヤマメを釣ろうと頑張っていた。
ヤマメ祭りのハイライトは、氷釣りとヤマメの素手での釣るイベントだ。厚い氷の上に穴を開けて、ヤマメを釣り上げるのだ。ヤマメは、1級水系にしか生きられない。韓国人はもちろん、外国人もみんなヤマメ釣りに夢中だった。
外国人専用の釣り場で出会ったアン・ファンさん(43)は、「息子2人と一緒に台湾から来た」とし、「子供たちが負けず嫌いなので、ヤマメを絶対に釣らなけらばならない」と話した。
また、エイミー・ポーさん(55)は、「シンガポールでエビを釣ったことはあるが、ヤマメを釣りは今回が初めてだ。とても面白い」と話した。
華川ヤマメ祭りで記念撮影を行う外国人観光客=14日、江原道華川郡
外国人観光客専用の釣り場の他にも、釣り道具のレンタル、英語や中国語の通訳サービス、ムスリム祈祷室の設置など、世界中から訪れる訪問客のために手厚い配慮が行われた。ちなみに、昨年に訪れた153万人のうち、なんと13万人が外国人観光客だったという。
華川ヤマメ祭りで、KOREA.netのインタビューに応えるチェ・ムンスン華川郡守=14日、江原道・華川郡
華川郡は、何よりも安全を第一としている。公務員や民間人12人で構成されたレスキュー隊は、一日も欠かさずに氷の厚さや状態を確認している。会場のあちこちには、安全要員たちが配置されている。チェ・ムンスン華川郡守は、「氷点下20度の寒さにもかかわらず、安全のために水の中に入って氷の状態を確かめている」と話した。さらに、「会場を訪れた人々が、安心してヤマメ祭りを楽しめるように、安全管理に最善を尽くしている」と付け加えた。
華川ヤマメ祭りは2月2日までだ。美しい雪と氷の絶景を楽しみ、是非ヤマメ釣りにも挑戦してみてほしい。
sofiakim218@korea.kr