食・旅行

2025.10.24

写真は、景福宮の香遠亭=コリアネットDB

写真は、景福宮の香遠亭=コリアネットDB


[イ・ダソム]

ソウルの秋の観光名所の中で、市民と観光客に最も人気があるのは「古宮」だった。

ソウル市はLGユープラスと共同で構築した「ソウル観光データ」をもとに、昨年10月の1カ月間、ソウル各地の観光名所のSNS言及数や通信利用量、消費データを分析した結果を22日に発表した。

調査の結果、ソウルの秋を代表する観光名所の第1位は「古宮」だった。昨年10月のデータでは、「景福宮(キョンボックン)」がSNSで3万222件の言及数を記録してトップとなり、「昌慶宮(チャンギョンクン)」と「昌徳宮(チャンドククン)」が5位、「徳寿宮(トクスクン)」が7位に入った。

次いで、「ソウルの森」がSNSで2万3873件の言及を記録して2位、「清渓川(チョンゲチョン)」が1万5674件で4位に入った。

「南山(ナムサン)」は1万2214件で6位を記録した。『K―POPデーモン・ハンターズ』の人気を受け、南山への関心が高まっている。SNS上では、南山ソウルタワーとともに「K―POP」や「K―コンテンツ」といったキーワードの言及も増加している。

このほか、「ザ・ヒュンダイ・ソウル」が1万6419件で3位、「汝矣島(ヨイド)漢江(ハンガン)公園」が1万993件で8位、「ノドゥル島」が8636件で9位、「明洞(ミョンドン)通り」が8299件で10位に入った。

ソウル市は、「ソウル・リアルタイム都市データ」(data.seoul.go.kr/SeoulRtd)を運営している。このサービスでは、120地域の人口や交通、環境の情報をリアルタイムで分析し、混雑度が4段階で表示される。今年9月時点での利用件数は2億件を超えた。

dlektha0319@korea.kr