写真は、ニンニクや唐辛子などで味付けしたヤンニョムチキン=アイクリックアート(上記の写真は著作権法に基づき、無断転載・再配布を禁じます)
[チョン・ミソン]
今年、海外で最も人気のあった韓国料理は「韓国チキン」だった。
農林畜産食品部と韓食振興院は、7月3日から8月225日まで、海外22の主要都市で1万1000人を対象に実施した「2025年海外韓食消費者調査」の結果を23日に発表した。
調査では、ビビンバやキムチ、韓国チキンが特に人気で、韓国料理の人気が世界的に広がっていることが分かった。
「最も人気のある韓国料理」は韓国チキン(14%)で、キムチ(9.5%)、ビビンバ(8.2%)、プルコギ(5.6%)、ラーメン(5.1%)、サムギョプサル(4.5%)、キムチチャーハン(4.4%)が上位を占めた。
韓国料理の認知度は68.6%で、前年より2.9ポイント上昇し、調査開始以来、過去最高を記録した。実際に食べた人の94.2%が満足しており、「今後も食べたい」と答えた人は80.6%で、初めて80%を突破した。また、65.1%の人は韓流コンテンツをきっかけに韓国料理に興味を持ち、実際に試してみたと答えた。
この1年間で現地の韓国料理店を訪れた人は71.7%に上った。来店者の93.1%が店舗に満足しており、90.7%が「また訪れたい」と答えた。
ホーチミンやマニラ、上海など10都市では、韓国料理店の満足度や再来店の意向が平均を上回った。一方、東京、ローマ、パリなどでは、やや低めの結果となった。
農林畜産食品部は、「地域ごとの消費傾向に合わせた韓国料理振興策を強化し、グローバル市場での韓国料理の地位をさらに高める」と述べた。
msjeon22@korea.kr