名誉記者団

2018.05.18

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[ソウル=登久美子(日本)]
[写真=登久美子]

地下鉄3号線景福宮駅から徒歩5分ほどの位置にある、土俗村(トソクチョン)にやってきました。ソウルで参鶏湯と行ったらココ!というラジオパーソナリティのヒョンジュ先生から教わったお店です。



ここの土俗村は参鶏湯のお店として超有名店で、いつも行列ができているそうです。この夜も少し並びましたが、5分ほど待って入れました。建物は伝統的な韓屋で、観光名所ということもあり、地元の方も中国の方も沢山のお客さんで賑わってました。なお、店員さんは中国語ができるようでした。



おかずはカクテキと白菜キムチの2皿。特に左のカクテキがとても美味しくておかわりしました!シャキシャキした歯ごたえはもちろん、タレに甘みと魚介の出汁が染みていて、本当美味しかったです。

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そして土俗村の特徴の一つでもあるこちら。高麗人参酒が最初に出てきます。しかも度数が強い。アルコール度数、感覚的には5~60度くらいあるように感じました。私はまず一口飲んでから、残りをこの後出てくる参鶏湯のお鍋に入れました。味はちょっとゴボウっぽくて体によさそうです。

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その後すぐにお待ちかねの参鶏湯が登場。ぐつぐつ煮えて熱そう!スープは少しベージュがかっていて、黒ごまや長ネギ、松の実などが浮かんでいます。しかもとってもクリーミー。参鶏湯を食べたことは何度かありますが、こんなにクリーミーなのは初めてです。スープはほんのり塩味がついています。

鶏肉を箸やスプーンで取って、小皿に盛られた塩こしょうにつけ、食べたら骨を骨入れに捨てていきます。

食べていくと、鶏肉の中からナツメや皮付きの栗など色々出てきて宝箱のよう。探す楽しさもあります。もちろん餅米も詰まっているのでお腹いっぱいになります。


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そしてこちら、こんなに大きな高麗人参も入っています!これは何年ものでしょうか。私が持っているツボ押し棒くらいの大きさ!こんな大きな高麗人参は初めて見ました。

食べて会計を終えた後もしばらく体がぽかぽかして、地下鉄の駅に着くまで寒さが気になりませんでした。土用丑の日にも食べに来たい、素敵なお店を教えてもらいました!

この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

km137426@korea.kr