梅峰山山頂から見たソウルの夜景
[ソウル=佐々木和義(日本)]
[写真=佐々木和義]
ソウルは週末になると登山服に身を包んだ人たちで溢れますが、気軽にトレッキングを楽しむことができる山がいくつかあります。
その一つ、梅峰山(メボン山)は、ソウル市中区、龍山区、城東区にまたがる海抜175メートルの小高い山です。ソウル市民でも知らない人が多い山ですが、カメラマンにとっては定番の撮影スポットの一つになっています。在宅ワークが続くいま、運動不足の解消を兼ねて、カメラ持参で登っています。
梅峰山(メボン山)は、南山とソウルの森を結ぶトレッキングコースの中ほどにあり、山全体が都会の中心とは思えないほど自然豊かな公園になっていて、山頂から見る景色はまさに絶景。山登りの疲れはもちろん、日頃のストレスも吹き飛ばしてくれます。
龍山区漢南洞のポティコゲと漢南テニス場、城東区玉水洞から頂上まで遊歩道が整備され、6号線ポティコゲ駅から頂上に建てられた屋根付き展望台の「八角亭」まで、歩いて20〜30分ほど。3番出口からスタートするおすすめルートを紹介します。
3番出口を出ると正面に南山が見えるので、写真真ん中の歩道を南山方向に歩きます。
跨道橋の階段を上って、左に進みます。
「서울숲(Seoul Forest) 」の表示を目印にすると良いでしょう。ところどころ道が二手に分かれますが、「서울숲(Seoul Forest)」の表示に従って、高い方に進みます。
ちなみにポティコゲ駅から登るルートは、頂上手前のテニスコートまで、左を選ぶと良いでしょう。山を登るとテニスコートがあり、ここまで来たらあと一息です。
テニスコート脇の階段を上ったら右に曲がり、運動器具とベンチの間を直進すると、梅峰山山頂展望台「八角亭」に到着します。
「八角亭」展望台から眺める広大なパノラマが山登りの疲れを吹き飛ばしてくれます。
梅峰山山頂「八角亭」の眼前に広がるパノラマ
最後に、梅峰山に登る際の注意ですが、本格的な登山服は必要ありません。木の根があるので、運動靴など歩きやすい靴と服装で登りましょう。
夜景を見たい方は…、ポティコゲ駅や漢南テニスコートから頂上に至るルートは、街灯が少なく、足元がよく見えないところがあります。夜景を見る方は必ず懐中電灯を持参してください。
*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。
eykim86@korea.kr