名誉記者団

2021.01.20

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結婚式の招待状のウェディングフォト=イ・ギョンミ提供


[大阪=綱嶋菊代(日本)]

結婚式の日は、新郎新婦が新しい家庭を築く旅を立つ日。
結婚式は、国や地域によって形も様々。韓国で行われたお友達の結婚式を見て気づいた、私が思う日本の結婚式と韓国の結婚式の違いについて紹介します。

日本だと結婚式の招待状は封書で送られてきて、同封されている「返信ハガキ」で出席・欠席を伝えます。招待状がないと、その結婚式には出席できません。ところが、韓国は、全部ではないですが、大体の結婚式は招待状がなくても参加できるそうです。

そして、韓国では、結婚式の招待状を送る際、封書ではなく、SNSやメールで素敵なウェディングフォトと共に送ることが多いと聞きました。

両国とも、ウェディングフォトは結婚式前に撮り、結婚式のウェルカムボードや招待状に使ったりアルバムにします。

同じ値段でも撮影枚数と撮影時間、衣装の数、撮影スタジオ数が日本より多く、ドラマの主人公になったようなポージングで撮ってくれるため、わざわざ日本から韓国へウェディングフォトを撮りにいく人もいるくらい人気です。

式場に飾られている沢山のスタンド花=綱嶋菊代撮影



そして結婚式のお祝いの花束ですが、日本ではお店の開店祝いに飾るようなスタンド花が沢山飾られてました。

日本では式場でお花が用意されてるため、贈り物のお花は自宅に送ることはあっても式場に送ることはなく、こんなに立派なスタンド花はありません。

参列者の服装をみてみると、日本では、女性の場合ドレスや着物など、男性は黒のスーツが多いです。韓国では、新郎新婦の親戚の人は韓服が多く、他の人は男女ともにスーツなどの正装でした。

結婚式の風景の写真=イ・ギョンミ提供



日本では披露宴も入れて3時間くらいある結婚式が、韓国ではなんと1時間! 1時間でも長いと言われて、次の式場の人が後ろで待っていたという嘘か本当かわからない話も聞きました。ここでも빨리빨리(早く、早く)精神が出ているようで面白いと思いました。

そして、お料理は、日本では大体コース料理が多く、式を見ながらゆっくりと食べますが、韓国ではブッフェスタイルが多いようです。ご祝儀を渡す時にもらう食券を持って、式場とは別の食堂に行き、並んでいる料理から好きなものを選んで、好きなだけに食べます。

今年はコロナで式を延期したお友達もいます。来年は無事に結婚式が行われるようになり、その時はぜひ参列したいです。

*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

km137426@korea.kr