[東京=本庄南々子(日本)]
[写真= Girls Planet 999:少女祭典Official Twitter]
8月6日から3カ月間、韓国の大手エンターテインメント会社CJ ENMによる音楽専門チャンネルMnetで、新しいオーディション番組が始まりました。その名も「Girls Planet 999:少女祭典」です。CJ ENMはI*ZONEやJO1を生み出した「PRODUCE」シリーズやENHYPENを生み出した「I-LAND」など、数々のオーディション番組を制作してきました。
そんなCJ ENMが今回制作する「Girls Planet 999:少女祭典」では、約1万3千人の中から選ばれた日中韓、各33名、総99人の参加者がグローバルガールズグループとしてのデビューをかけて、サバイバルに挑みます。参加者の中には、NiziUプロジェクトに参加していたメンバーやPRODUCE 48に出演していたメンバー、また現在アイドルとして活動しているメンバー、大手事務所の元練習生などすでに認知度のある人もいます。そのため、放送開始前から「早くステージを見てみたい、待ちきれない」と多くの注目を集めていました。
左からティファニー・ヨン、ヨ・ジング、ソンミ
オーディション番組に欠かせないのは司会進行ですよね。番組内では司会を「プラネットマスター」と呼び、「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」に出演していた俳優ヨ・ジングがその大役を務めています。ヨ・ジングはプラネットマスターという役割に対して「情熱を持ち、夢に向かう少女たちを隣で励ましたい」と語りました。
また「K-POPマスター」と呼ばれる、審査員兼サポーターの役割を果たすのは大人気のK-POPアイドルであるティファニー・ヨンとソンミです。ティファニー・ヨンは「3か国の参加者が集まった時にどんなストーリーができるのか楽しみ」と、ソンミは「99人の個性をどうやって引き出そうか?という期待にワクワクする」と今オーディションプロジェクトをとても期待している様子を見せました。
左下からチョ・アヨン、イム・ハンビョル、ティファニー・ヨン、ヨ・ジング、ソンミ、チャン・ジュヒ、ペク・グヨン
さらに、数多くのパフォーマンスを創り出したダンサー、チャン・ジュヒとBoAや東方神起などのパフォーマンスディレクターであるペク・グヨンが「ダンスマスター」として、参加者のダンスの指導を行います。また、EXOや今月の少女などのボーカルディレクターであるイム・ハンビョルと、TWICEなどのボーカルトレーナーをしているチョ・アヨンが「ボーカルマスター」として、参加者の歌唱力のサポートをします。最高のトレーナーが揃っているため、参加者が驚きの成長を遂げる姿に期待したいですね。
最初に組まれた「セル(cell)」
今番組は日中韓の参加者が集まったという特徴だけではなく、今までのオーディション番組にはなかったルールがあります。それは「同伴脱落」というルールです。
日中韓の参加者がJグループ、Cグループ、Kグループと分かれていて、グループからそれぞれ1人ずつ選ばれ「セル(cell)」というグループが組まれます。そしてその3人で合格もしくは脱落を共にするのです。審査員の判断によって、このセルは維持することもでき、新しいセルを作ることもできると言います。今回のオーディションはこの「セル」が様々なストーリーを展開していく鍵となるでしょう。
Girls Planet 999ティーザー予告
最終的に99人の中から選ばれ、デビューができるのはたったの9人です。現在YouTubeで放送の一部が先行公開されています。それを見た世界中のファンは、「オーディション番組の参加者レベルが明らかに上がっている」「全員タレント性を持っているのに、9人じゃ足りない!もっとデビューするべきだ」と期待値を最大にしています。
これから参加者がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、気になって仕方ありません。新しいガールズグループの誕生の過程を見守り、夢に向かって頑張る99人の参加者を一緒に応援しましょう!
*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。
eykim86@korea.kr