名誉記者団

2022.04.19

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[大阪=花野友季子(日本)]
[写真=インターパーク]

新型コロナによる影響が長期化する中でも、韓国を満喫できる日本人向けのイベントが開かれています。その中で、私が参加したのは「トイストーリーinソウル」です。インターパークがソウルの観光スポットを巡る気分を味わってもらいたいと企画したツアーです。昨年は、札幌と小樽で開催されましたが、ソウルで日本を対象に開催されたのは、今回が初めてです。

「トイストーリーinソウル」は、私の代わりにぬいぐるみが渡韓をします。韓国に着いたら、ソウルを観光しながら写真を撮って、お土産と一緒に帰国するツアー内容です。

日本から8個、韓国から17個、合わせて25個のぬいぐるみ(全長20センチまで)が同イベントに参加しました。期間は3月16日から4月5日まで。

私は釜山に住む韓国人のお友達からもらったサムにソウルへ行ってもらうことにしました。サムは歌手Samuelをモチーフにしたぬいぐるみです。

3月16日(水)、韓国に向けて我が家を出発したサム。
大阪空港から飛行機に搭乗し、韓国には3月22日に到着、一緒に旅する仲間と撮った写真が届きました。BONGBONG、BT21のTATAやMANGもいてK-POP好きなお友達と、観光する日が待ち遠しいです。


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3月28日(月)、今回のツアー参加者全員でソウルを観光しました。
旅行日程は、ロッテワールドタワーの内部(ソウルスカイ、アクアリウム)→景福宮(興礼門、内側壁(柱)、勤政殿、慶会楼)→北村韓屋村(5景、6景)です。

ロッテワールドタワーは2017年4月にできた韓国でもっとも高いビルで、世界でも5番目に高いです。高さ555m、最上階は123階です。その中にある展望台からは、その高さに背中がゾクゾクするけれど、一目でソウルの景色が分かり、スリルと楽しさを味わえます。

サムはソウルの景色を背にして自撮り風の写真を撮ったり、友人らとたくさん写真を撮って楽しんでいました。この日は天気が良く、写真でも綺麗な景色です。私もソウルスカイに行って上からソウルの街並みを見てみたいと思いました。



つづいて、ロッテワールドタワー内のアクアリウム。私は動物園よりも水族館が好きなので、水槽の中が色鮮やかでキレイなことに驚きました。


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次は景福宮(キョンボックン)に移動。1395年に創建された朝鮮王朝の王宮です。「景福」という名称には「新しい王朝が大きな福に包まれ、繁栄する」ことへの願いが込められているとのこと。天気が温かくなり、多くの観覧客が景福宮を訪問しました。サムは、ドラマでもよく登場する勤政殿(クンチョンジョン)の正門の前で写真を一枚。


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勤政殿は景福宮の中心部にある正殿で国の大きな儀式を行った場です。月臺(月台)の南側の角には、雌雄の獅子が子を抱いている双獅子像があります。魔よけと吉祥の象徴として、王室を守る役割をします。サムは、双獅子の像の上で記念写真を。


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慶会楼(キョンフェル)は景福宮内にある池に浮かぶ2階建ての木造建築物で、1年のうち期間限定で特別観覧ができます。また、かつては1万ウォンの裏面にデザインされていたり、BTSがアメリカの番組で特別なパフォーマンスをしたり、世界中に知られている国宝です。


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最後に日本人が好む観光地の一つ、昌徳宮と景福宮の間にある北村韓屋村です。韓国の伝統的な家屋が並んでいる街は居住地でもあり、韓国ドラマや映画のロケ地としても有名で、フォトスポットがたくさんあります。坂の下から写真を撮ると、青空も映って綺麗です。


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4月5日(火)、サムがお土産と一緒に帰国。ツアー終了後に、個人・団体写真と動画、メイキングが送られてきていましたが、サムが我が家に帰ってくる日がとても待ち遠しく感じました。

韓国へ行けない今、私の代わりにぬいぐるみが韓国を訪れてくれて、とても嬉しい気持ちになりました。また、出国から帰国までもスムーズに行うことができ、とても効率が良いですね。コロナウイルスが終息したら、ソウルだけでなく地方にある観光地もぜひ訪れてみたいと思います。

*この記事は、日本のコリアネット名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。

eykim86@korea.kr