私は、BTSを含め韓国アーティストのコンサートは初めて。朝9時からチケット交換のための整列開始&スポンサーブースオープンということでしたが、街や会場の混雑が予測できず早めに行動したところ、スムーズに7時過ぎに到着しました。
v 韓国らしく、会場最寄り駅のあちこちにファンによるBTS広告が!それらを見るだけでも価値があると言えるほど、とても見応えがありました。
(左)「Yet To Come」ロゴをあしらった手作りワンピースを着てきたARMY、(右上)世界中のARMYからいただいたプレゼント、(右下)アメリカのARMY母娘からいただいたブレスレット
ARMYたちは、「誰を推しているの?」と話しかけてきては、自作のプレゼントをくれました。初参加でファン文化を知らずに何も持参せず、いただくばかりで申し訳なかったですが、交流できてうれしかったです。「Yet To Come」ロゴをあしらった手作りのワンピースを着たり、プラカードを作ってきたり、国籍も年齢も性別もさまざまな世界各地から駆けつけたARMY。本当に多様性に溢れていました。ボランティアでゴミ袋を配布する立派なARMYもいました。11時頃やっとチケット交換場所に向かって列が動き出した時には喜びの声や拍手が巻き起こり、リハーサルの音漏れにも歓声が上がりました。
午後4時半頃、スタジアム入場のために並んだ私の列もやっと動き出しました!スタジアムに入って行くと、「Yet To Come」のPVでも登場する、過去のさまざまなPVへのオマージュともいえる、20219と書かれたコンテナ、列車、黄色いバス、メリーゴーラウンド、翼の生えた大きな像、そして赤いピアノなどがステージを飾っている!スクリーンにはPVが流れ続け、開演直前の「Yet To Come」のARMY大合唱で雰囲気は盛り上がり、胸の高鳴りはドキドキからバクバクに!
J-HOPEの「MAKE SO NOISE」の声とともにはじまったのは、YouTubeで12億回再生の名曲「MIC Drop」!このオープニング、強烈、魅力的すぎて心臓が破裂しそうです。歴史に残るオープニングではないでしょうか。続く「Run BTS」もアゲアゲの新曲で、リーダーRMが前日に「フェス」のような感じにと投稿していた理由がよくわかりました。ボーカルラインのバラードもうっとりしますが、ラップラインの際立つ曲も多く、全体的にアップテンポ中心で、なんと生バンド編成。カッコ良すぎるこのライブが一夜限りだとは勿体無い!
とARMYに語りかけました。30年、40年という話も出て、「70歳防弾少年団」「少年じゃなく防弾老年団」と笑わせ安心させてくれました。Vの「ボラへ〜」もいただき 、「Yet To Come in BUSANという公演タイトルの通り、今日一日を共にしてくれた全ての皆さん、そして防弾少年団に、最高の瞬間になったと信じて疑いません。最も輝くその瞬間を、再びまた一緒にできることを願う気持ちで今日の最後の曲をお聞かせします。ありがとうございます」という挨拶。その後、「Yet To Come」がフィナーレとなりました。数十メートル前にBTSがいて、同じ空気を吸い、彼らの生の歌声と一緒に歌い、「Spring Day」で共に涙し、踊る。夢のような一夜でした。