【文・写真=西村菜々子】
2023年7月22日に、駐大阪韓国文化院とソウル新聞が大阪で開催したKーPOP カバーダンスイベント、「2023 K-POP COVER DANCE FESTIVAL in Japan」を観覧してきました。今大会では、EXOやTHE BOYZなどの振り付けを担当したり、最近ではボーイズプラネットのダンスマスターとしてテレビに出演していた、「KーPOPのお父さん」と親しみを込めて呼ばれている、振付師ペク・グヨン先生をはじめとし、韓国の大手芸能事務所「Jellyfishエンターテインメント」の方々などが審査員として登場。会場を沸かせました。
受付でいただいたパンフレットと、ペンライト。本格的です!
受付で、パンフレットとペンライトをもらい、KーPOPアイドルのコンサートのような雰囲気に会場は大盛り上がり!私も気づいたら、客席からリズムを取って踊ってしまっていたほど楽しかったです。(笑)
100を超える応募の中から、事前オーディションで合格した15組のグループが登場。
15組の中から、優勝をした1位のグループは、9月に韓国で行われる世界大会への切符を手にします。どのグループも、ダンスはもちろん、衣装もアイドル達とそっくりで、本物を見ているようでした。参加グループの中には、怪我をして急遽出場ができなくなったメンバーもいて、当日の朝にダンスの動線やパートを変更したりと大変だったのにも関わらず、そんなことは一切顔に出さず、どのグループも完璧なステージでした。表情管理も歌詞に合わせてしっかりできており、見ている私たちもニコニコ。小さい子(小学生)は体を大きく使い、大人顔負けのパフォーマンスでした。
とっても楽しい時間で、あっという間に15組のダンスが終了してしまいました。
100を超える応募の中、事前審査にて通過した15グループがステージでダンスを披露。
出場チーム15組のダンスの後は、審査員のグヨン先生のトークタイムやダンスを披露してくださる貴重なお時間もありました。グヨン先生は日本語が堪能なため、通訳なしで日本語でトークをしてくださいました。
「(みんなのダンスを見て)とても感動しました。」「本格的にダンサーになりたいと思ったのは、中学2年生の頃。自分で決めて、お父さんとお母さんに話すと大喧嘩になって、出ていけ!と言われました。それでもダンスが大好きで、続けていたらいつの間にかこうやって…(と言いながら、後ろの自分のポスターを指さす)」と貴重な昔のエピソードも!
審査員が審査をしている間は、観客も舞台に上がって参加できる特別企画「KーPOP RANDOM PLAY DANCE」が行われました。ランダムにKーPOPの音楽が流れ、振り付けを知っている人は前に出て、ダンスを披露するという企画。約70名ほどが舞台に上がり、客席から見たら迫力満点!Stray Kidsno「S-Class」ではほぼ全員がダンスを披露!大盛り上がりでした。
約70名がステージに上がりました。
気になる審査結果はというと、優勝は、NMIXXのカバーダンスを披露したKANUN waVe(カヌン ウエーブ)の皆さん!審査員満場一致の優勝だったそうで、「この大会に出るまでもいろんな人に力をもらって出場させていただいて、まず感謝をみんなに一番に伝えたいです。この大会で1位になったからこそ、みんなの気持ちを背負って世界大会でもいい結果を残せるように頑張りたいです!」と涙ながらにコメント。日本代表として、全国大会も頑張ってきてくださいね!
準優勝は、RICA RICAをカバーしたS:prit(エスプリット)。中毒性のあるビートと、サビのステップが印象的で、グループのチームワークもバッチリでした。もう一度見たいくらい、素敵なステージでした!
3位は、THE BOYZのカバーダンス「No Rules」を披露したG BOYZ(ジーボーイズ)。実はこの曲の振り付け師は、グヨン先生!原曲の振付師グヨン先生も認める実力で、ステージではグヨン先生からトロフィーを受け取り、G BOYZの皆さんにとって思い出いっぱいの日になったに違いありません。
特別賞は、元気一杯にTWICEのカバーダンスを披露したZingy(ズィンギィー)。メンバーみんな、TWICEが大好きでKーPOPアイドルを目指しているとのこと。将来、テレビで彼女達の活躍を見れる日はそう遠くないかもしれません!
日本と韓国を繋ぐKーPOPダンス。皆さんの夢に向かって努力している姿がとても眩しく、輝いていました。
このイベントに行けてよかったです。毎年行われているので、気になる方は来年、チェックしてみてくださいね♪
*この記事は、日本のKOREA.net名誉記者団が書きました。彼らは、韓国に対して愛情を持って世界の人々に韓国の情報を発信しています。
hjkoh@korea.kr