ひと

2018.07.18



[ハム・ヒウン、イ・ギョンミ]
[写真=キム・シュンジュ]
[映像=チェ・テシュン]

「世界の人々と音楽で一つになること!これより素晴らしい経験はない」

グローバルのポップ・グループ「Now United(ナウ・ユナイテッド)」が6日、韓国入りして1週間滞在した。彼らのプロデュースを手がけるのは、英国の有名ガールズ・グループ「スパイス・ガールズ」のプロデューサーで、米国の大人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」を製作したサイモン・フラー(Simon Fuller)。去年7月、米国のロサンゼルスでオーディションが終わり、世界14カ国から集められた男女14人組のグローバル・ポップ・グループ「Now United」が誕生した。

Now Unitedは4月に「サマー・イン・ザ・シティ(Summer in the City)」を発表し、デビューした。韓国では、今年の夏に発売される曲「ウォット・アー・ウィー・ウェーティング・フォー(What Are We Waiting For)」のミュージック・ビデオを撮影した。

メンバーは、チョン・ヘユン(韓国、22歳)、ラマー(英国、19歳)、ノア(米国、17歳)、シーナー(ドイツ、19歳)、ジョシュ(カナダ、18歳)、ソフィア(ロシア、15歳)、ジョリン(フィンランド、16歳)、クリスティアン(中国、19歳)、ヒナ(日本、16歳)、シバニー(インド、16歳)、ベイリ(フィリピン、16歳)、アニー(ブラジル、15歳)、サビーナ(メキシコ、18歳)、ディアラ(セネガル、17歳)の14人。


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コリアネットとのインタビューが終わった後、ポーズをとるグローバル・ポップ・グループ「Now United」=12日、ソウル



次はメンバーたちとのインタビュー。

―Now Unitedのオーディションに挑戦したきっかけは。

ソフィア(ロシア):2年前から、米国の大規模のアイドル・プロジェクトに参加するのが夢だった。米国には私を成長させてくれる専門家が多いと思ったからだ。その後、ロサンゼルスで開かれるオーディションに招かれ、1週間のオーディションが終わってフラー氏が私をロシア代表として指名した。その結果、このような素敵なチームの一員となり、夢を叶えた。

ヘユン(韓国):これまでは韓国で振付師として勤めてた。このプロジェクトを知り、自分の夢を叶える絶好のチャンスだと思った。限界を超えて、新しいことに挑戦することは簡単ではなかった。ダンスと歌を評価されるのは初めてだったからだ。しかし、挑戦したからこそ今のメンバーにめぐり合えた。とても幸せ。各国の文化や特徴を活かして作られたグローバル・ポップ・グループで、新しい音楽を作れると信じている。

―ドイツやフィンランド、セネガル、韓国など様々な国でワールドツアーをしている。母国に関するもので、懐かしいものや紹介したいことは。

シバニー(インド):インドでも様々なお祭りが開かれる。10月から「光の祭典」と言われる「ディワリ」が行われる時期にインドツアーを始める。すごく楽しみだ。

サビーナ(メキシコ):メキシコの料理がすごく食べたい。いろんな国でタコスを売ってるけど、メキシコ本場のタコスとは全く違う。メンバーらに一日も早く、メキシコの本物のタコスを食べさせてあげたい。

ノア(米国):米国の家にギターがある。私がすごく大事にするギターで、一つは「ジェニー」と名づけられた白と黒が入ったもの。もう一つは「イージー」との名前のギターだ。また、私のベッドで寝たい。メンバー皆がこう思うだろう。しかし、世界を旅しながら過ごした時間はかけがえがない。

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グローバルのポップ・グループ「Now United」。(左から)ヒナ、ディアラ、サビーナ、ノア、シーナー、アニー、クリスティアン、ヘユン、シバニー、ベイリリ、ジョリン、ソフィア、ジョシュ=12日、ソウル



―日常で自分が感じる小さな幸せは。


アニー(ブラジル):ヘユンが提案した「秘密友達」というゲームをやってる。自分が選んだ人を一日中幸せにするゲームだ。しかし、誰が秘密友達なのか、ばれないように気をつける。ある日は疲れて帰ったら床に小さなプレゼントと共に「あなたに幸せになってほしい」とのメモがあった。その瞬間だけは、すごく幸せだった。

ベイリ(フィリピン):ファンから「今日も幸せな一日になりますように」、「皆うまくやってる。頑張って」などのメッセージを読んでると幸せになる。私たちにとってすごく大事なメッセージだ。

ノア(米国):一緒に歌って踊るのが日常の小さな幸福だと思う。どこから音楽が流れてくると皆で歌いながら踊る。どこにいても、何をしていても、皆で楽しめるということは素敵ですばらしいことだ。

―メンバーになってから印象に残っている経験は。

ジョシュ(カナダ):ワールド・ツアーで記憶に残っている瞬間は多いが、ロシアの病院で公演を行ったことが特に記憶に残る。子どもの患者らが立って踊り、幸せな表情をするのを見て胸が温かくなった。私たちが、他国の子どもたちにインスピレーションを与えられるということに感謝する。

ジョリン(フィンランド):今まで小さな町に住んでいた。Now Unitedのメンバーになって初めて米国のロサンゼルスという大都市に来て、熱情的に頑張ってきた世界各地の人々に出会った。ここにいる人々は皆が自分の夢を叶えるため最善を尽くす。ここにいられることは、私にとってもインスピレーションの基になる。

ディアラ(セネガル):世界中を回り、様々な人々に会って彼らの言葉や文化を学ぶことだ。世界の人々と音楽で一つになった。とても素晴らしい経験だ。

hehahm@korea.kr