政策

2015.02.23

朴槿恵(パク・クネ)大統領は、3月1日から9日まで、クウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールの4カ国を訪問する。各国首脳と会談し、二国間の実質的な協力に向けた方策や朝鮮半島情勢、中東情勢、国際社会の懸案について意見を交わす。

박근혜 대통령은 오는 3월 1일부터 9일까지 쿠웨이트, 사우디아라비아, UAE, 카타르 등 중동 4개국을 방문해 각국과의 협력 방안과 국제 현안에 대해 의견을 나눌 예정이다.

朴槿恵大統領は3月1日から9日まで、クウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールの中東4カ国を訪問し、各国との協力に向けた方策や国際社会の懸案について意見を交わす予定だ


最初の訪問国であるクウェートでは、サバ国王と首脳会談を行い、エネルギー、建設・プラント、交通・鉄道、保健・医療、情報通信技術などの分野における両国間の実質的な協力の拡大について議論し、朝鮮半島情勢や中東の平和と安定の促進策について掘り下げた意見交換を行う予定だ。

そのあと、サウジアラビアを訪問し、サルマン新国王と首脳会談を行ったあと、王室の要人と会談し、経済・文化イベントなどに出席する予定だ。サルマン国王との首脳会談では、外交・安全保障をはじめ、エネルギー・原発、建設・プラント、投資、保健・医療、情報通信技術など、発展している両国間の実質的な協力関係の増進に向けた方策について幅広く意見を交わすことになっている。

続いて、朴大統領はアラブ首長国連邦を訪問し、最後に2022年サッカーワールドカップ開催地であるカタールを訪問する。両国の首脳が会談するのは、昨年11月にタミム国王が国賓として韓国を訪れて以降4カ月ぶりだ。朴大統領は、カタールで首脳会談や文化イベント、経済人との懇談会などに出席し、昨年国交樹立40周年を迎えた両国関係を評価する一方、未来志向の両国関係への発展の必要性に対する認識を確認する計画だ。

朴大統領の今回の歴訪は、中東諸国との実質的な協力関係を強化し、朝鮮半島の平和統一に向けて中東諸国の協力を取り付けるきっかけになるものと期待される。

コリアネット イ・スンア記者
slee27@korea.kr