パク・クネ(朴槿恵)大統領は15日、セジョン(世宗)文化会館で開かれた第70週年光復節(独立記念日)記念式典で、「70年前の今日、独立を熱望する我が民族は自分の命をも顧みない闘争で祖国独立を成し遂げた。創造の歴史、奇跡の歴史を綴ってきた国民の皆様。ともに大韓民国の“新たな飛躍への歩み”を進めていきましょう」と呼びかけた。

パク大統領が15日、第70週年光復節記念式典で挨拶している
パク大統領は、韓国が世界的な景気後退と国内外の多くの問題によって困難に直面しているとした上で、それを克服するためには21世紀の時代的要求であり代案である創造経済と文化隆盛を完成させなければならないと述べた。
そして、韓国と北朝鮮は過去の傷を癒し、未来へ向かってともに進んでいくべきだと力説した。もし北朝鮮が対話と協力の道を選択するなら、民生向上と経済発展の機会を得ることができると述べた。
パク大統領は、日本の侵略と植民地支配がアジア諸国の人々に与えた多くの損害及び苦痛と元従軍慰安婦らに与えた苦痛に対する謝罪と反省を根幹とした日本の歴代内閣の立場は今後も揺るがないとして日本が国際社会に明らかにした方針を注目しているとし、日本が隣国として開かれた心で北東アジアの平和実現に取り組むことを心から願うと述べた。

韓国独立70周年を迎え、市民と喜びを分かち合うパク大統領
政府代表多国語ポータル コリアネットチーム
写真:チョン・ハン記者
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