政策

2016.03.16

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15日、政府ソウル庁舎で新しい大韓民国政府のシンボルを公開している文化体育観光部のキム・ジョンドク長官(左)と行政自治部のキム・ソンリョル次官



大韓民国政府のシンボルが従来のムクゲの紋章から太極文様の紋章に変わる。政府部処や機関別にそれぞれ使っていたシンボルもすべてこの太極文様の紋章に統一される。

15日、文化体育観光部は行政自治部と共に「新しい大韓民国政府のシンボルデザイン(案)」を公開した。

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従来の大韓民国政府のシンボルだったムクゲの紋章(左)と太極文様の新しい大韓民国政府のシンボル(右)



新しい政府のシンボルは太極旗(韓国の国旗)の青・赤・白の3色の組み合わせた渦巻くような太極文様と余白の美をもって韓国の力動性と進取性を表現した。フォントは太極文様との調和を考慮して15世紀の訓民正音(フンミンジョンウム)創製期のフォントに手を加えたものを採用した。 .

韓国政府は1949年からムクゲの紋章を政府のシンボルとして使い、1990年代後半以降からは各部処や機関ごとに個別のシンボルを作り、それを使ってきた。そのため、政府の組織改変のたびにシンボルを変えなければならず、予算と行政が無駄になっていただけでなく、国民の認知度も高くなかった。これを受けて政府は、2015年の3月から政府機関に統合適用できる新しい政府のシンボルを開発してきた。

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太極文様の新しい大韓民国政府のシンボルは、韓国の力動性と進取性が表現されている



新しい政府のシンボルは、今月末の関連規定改定後の5月から22の部処、51の中央行政機関に順次適用される。

コリアネット チャン・ヨジョン記者
翻訳:イ・ジンヒョン
写真:文化体育観光部 チョン・ソヒャン
icchang@korea.kr