政策

2016.10.10

5月にヴィエンチャンに設立された「ラオス女性職業能力開発センター」で現地の女性たちが韓国の専門家から裁縫技術のトレーニングを受けている

5月にヴィエンチャンに設立された「ラオス女性職業能力開発センター」で現地の女性たちが韓国の専門家から裁縫技術のトレーニングを受けている





ラオスの女性たちが韓国の様々な技術を身につけ職業能力を向上させている。

今年の5月に首都のヴィエンチャンにオープンした「ラオス女性職業能力開発センター」が、現地の女性たちに美容・裁縫・料理・ITなどの多様な技術教育を提供している。同センターは韓国の女性家族部と女性団体のラオス女性連盟(LWU)が共同で設立した女性教育機関。

ここに派遣された韓国人専門家らから講義を受けたラオスの女性たちの反応が熱い。

「ラオス女性職業能力開発センター」の全景

「ラオス女性職業能力開発センター」の全景



ラオスの女性たちが女性職業能力開発センターで美容の授業を受けている様子

ラオスの女性たちが女性職業能力開発センターで美容の授業を受けている様子





裁縫授業を受けたDorkkeo Yangyuasyさんは「この教育課程でラオスではなかなか接することのできない男性スーツの製作技術を学んだ。後輩たちと各地の脆弱層の女性たちに自分の技術を伝え、彼らの経済的な自立を手助けしたい」と話した。

IT教育課程を修了したKaithong Hanthavongさんは「以前もパソコンの使い方は知っていたが、今回の教育課程でワードとエクセルについてより詳しく学ぶことができた。3週間の(短い)教育だったが就職には非常に役立つと思う」と述べた。

これらの成果を基に女性家族部はセンターの運営を支援するとともにセンターの職員、現地講師の能力強化といった運営インフラを構築し、2018年までにはラオス全域に2カ所を追加オープンする計画。

ラオス女性連盟のBouchanh Syhanath副委員長は「同センターが相談・教育訓練・就職斡旋の事後管理などにより個々の女性の特性を考慮した総合的な就職サービスを提供していることが印象的だ。ラオス女性たちの経済的な地位の向上に努める」と述べた。

コリアネット イ・ハナ記者
写真:女性家族部
翻訳:イム・ユジン
hlee10@korea.kr