大統領就任宣誓を行っている文在寅大統領=10日、国会議事堂
[ソン・ジエ、キム・ウニョン]
[写真=ゾン・ハン]
「2017年5月10日今日、大韓民国がまた始まります」
「第19代大韓民国大統領」に当選した文在寅大統領は10日の正午、国会議事堂で公式的な大統領任期の始まりを告げる就任宣誓を終えた後、このように強調した。
(就任式には)国会議長、最高裁判所長、国務総理、憲法裁判所長、中央選挙管理委員会委員長などの5部要人と国会議員、国務委員、軍指揮官などの300人余りが参加した。文大統領は「第19代大韓民国大統領として新しい大韓民国に向かって第一歩を踏み出す」とし、「今、私の胸の中は一回も経験したことのない国を作りたいという情熱で熱い。今、私の頭の中は統合と共存の新しい世界を切り開く青写真でいっぱい」と話した。
また、「我々が作って行く新しい大韓民国は、多くの挫折と敗北にもかかわらず我々の先代らが一貫して追求してきた国、多くの犠牲や献身に耐えながら若者達がひたすら望んでいた国である」とし、「そのような大韓民国を作るために歴史と国民の前で恐ろしいが、謙虚な心で第19代大韓民国大統領として責任と役割を果たす」と明らかにした。
「今日から国民皆の大統領になる」と明らかにした文大統領は「2017年5月10日は、真の国民統合が始まる日と歴史に記される」と強調した。最後に、文大統領は「国を国らしく作る大歴史が始まる」とし、「身命を投げ打って働く」と誓った。
国民儀礼を行っている文在寅大統領(右)と金正淑大統領夫人(左)=10日、国会議事堂
市民らに手を振っている文在寅大統領=10日、国会議事堂
eykim86@korea.kr