同胞懇談会で挨拶の言葉を述べている文在寅大統領=7日、ロシア・ウラジオストク
[ソン・ジエ、イ・ギョンミ]
[写真=聨合ニュース]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、ロシアのウラジオストクで開かれた「同胞懇談会」で、韓国・ロシアの関係と極東地域の発展に貢献している同胞に感謝の意を示した。
独立有功者の子孫と日本による植民地時代にロシア・サハリンへ強制徴用された韓国人など約180人と懇談会を行った文大統領は「1860年代にロシアの沿海地方に朝鮮人13世帯が住み着いた以来、皆さんは様々な苦難や試練を乗り越え、新しい時代を開いていく勇気と低力を見せた」とし、「私は本当に嬉しくて誇りに思う」と述べた。
同胞懇談会で子供たちから花束を渡されている文在寅大統領と金正淑夫人=7日、ロシア・ウラジオストク
ロシアに住んでいる同胞は約16万人に達することに触れ、「同胞の皆さんならではの誠実さは高く評価されており、極東地域を発展させる原動力になっている」と強調した。
文大統領は「これから皆さんに報恩できるよう最善を尽くす」とし、優秀人材奨学金支援事業や2・3世代母国訪問事業などを通じて、同胞らが報いられるようにすると約束した。
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