「第1回反腐敗政策協議会」で発言している文在寅大統領=26日、青瓦台
[ゾン・ハン、イ・ギョンミ]
[写真=青瓦台]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、青瓦台(大統領府)で「第1回反腐敗政策協議会」を開いた。
「反腐敗改革で清廉な韓国実現」との新政権の国政課題に従って開かれた会議で文大統領は「腐敗は全てを失うこと」とし、「古今東西の歴史を顧みると、権力・経済・安保は不正のせいで力を失い、腐敗のせいで崩れた」と強調した。
続いて、「世界民主主義の歴史に刻まれたろうそく革命の精神は明確だ」とし、「誰であっても国民の権力を私有化できず、社会の公正と正義のため、不正腐敗を先に根絶すべきだ」と指摘した。
文大統領は「不正腐敗の根絶を新政権が推進している全ての政策の出発点にしたい」とし、「新しく発足する反腐敗政策協議会が腐敗根絶の中心になって、国の腐敗認識指数を画期的に上昇させる役割を果たすことを期待する」と呼びかけた。
また、韓国の反腐敗業務を担当する全ての機関が関わる「反腐敗政策協議会」に対し、「国挙げての反腐敗推進戦略を講じてほしい」と述べた。
「反腐敗政策は、権力型不正腐敗から進めてほしい」と述べた文大統領は、「不正腐敗の根絶に聖域はあり得ない。青瓦台も例外ではない」と強調した。続いて、「青瓦台がクリーンであることが大韓民国の腐敗をなくす出発点だという姿勢で反腐敗政策を厳正に推進してほしい」と述べた。
「第1回反腐敗政策協議会」で発言している文在寅大統領=26日、青瓦台
同日の会議では、国民権益委員会の朴恩正(パク・ウンジョン)委員長・公正取引委員会の金尚祚(キム・サンジョ)委員長・法務部の朴相基(パク・サンギ)長官・国防部の宋永武(ソン・ヨンム)長官が報告を行った。
「新政権反腐敗推進戦略」を報告した朴委員長は、「腐敗認識指数(CPI)や企業経営倫理のランキングが下落している」とし、「官民が連携して、国を挙げて反腐敗政策を推進していく」と述べた。
km137426@korea.kr