ソウルと江陵を結ぶ高速鉄道に配置された「コリアネット・タブロイド判」を読んでいる外国人乗客=読者撮影
[ユン・ソジョン、イ・ギョンミ]
コリアネットが「2018平昌冬季オリンピック」期間に発行した週間スペシャル紙「コリアネット・タブロイド判」がオリンピック観光客に平昌に関する情報を伝える役として注目を集めた。
平昌オリンピックが開かれた2月の毎週水曜日、計4回発行された「コリアネット・タブロイド判」はオリンピックのメダル、注目すべき選手などスポーツに関する情報だけでなく、冬の旅・公共交通機関・通訳サービスなど韓国を訪れた外国人に必要な情報を紹介した。
コリアネット・タブロイド判には「平和オリンピック」・「ICTオリンピック」・「文化オリンピック」など平昌オリンピックのテーマに沿ったコンテンツ、競技場周辺やファンのインタビューなど生々しい現場の様子、ニュージーランド・欧州連合・ドイツなど駐韓外交使節らの平和オリンピックに関するコラムも載せられた。
また、モバイルを通じて全ての記事を9カ国語で見ることができるようQRコードも掲載した。
平昌のメインプレスセンターで「コリアネット・タブロイド判」を見ている海外記者=文化体育観光部
他にもオリンピック期間に韓国を訪れた各国首脳との会談など韓国政策に関する様々な分野の記事も一緒に紹介し、平昌の国際放送センター(IBC)とメイン・プレスセンター(MPC)などの海外メディア関係者も関心を示した。
平昌IBC運営関係者は「江原道(カンウォンド)、平昌冬季オリンピック組織委などが外国人向けに制作した案内パンフレットはあったが、新聞サイズで定期発行されたのはコリアネット・タブロイド判だけだった」とし、「読みやすい構成で持ち歩きやすいため、好評を得たようだ」と語った。
平昌MPCの関係者は、インフォメーションデスクに配置されたタブロイドを見て、次のタブロイドはいつ発行されるか聞く海外記者もいたと伝えた。
コリアネット・タブロイド判は9日から18日まで開催されるパラリンピック期間にも2回発行される予定だ。平昌MPCとIBC、江陵(カンヌン)オリンピックパーク内のコリアハウスとパラリンピック会場、国立中央博物館、ソウルと江陵・平昌を結ぶ高速鉄道の中で見ることができる。
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