訪韓中のレジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領と握手を交わす文在寅大統領=2日、青瓦台
[ミン・イェジ、キム・ウニョン]
[写真=青瓦台]
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と訪韓中のレジェップ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdoğan)トルコ共和国大統領は2日、青瓦台(大統領府)で首脳会談を行い、「韓国・トルコ共同言論発表文」を確定した。発表文には、韓半島情勢や経済、文化などの分野における両国関係の発展策が盛り込まれている。
エルドアン・トルコ共和国大統領が「2018南北首脳会談」が開かれた直後、「韓半島の春」を祝賀するために訪韓した初の国賓であることに文大統領は歓迎の意向を示した。
両首脳は、4月27日に開かれた南北首脳会談について「韓半島の完全な非核化や恒久的な平和定着、持続可能な南北関係発展にとって重要な転機となった」と評価した。
エルドアン大統領は「戦争の恐怖を完全に無くしてくれるとても大切な会談」と評価し、「韓半島や北東アジア、全世界に平和や繁栄の新たな歴史を開いていくために努力した韓国政府に、トルコ政府は確固たる支持を表明する」と付け加えた。
両首脳は、経済やエネルギー、情報通信技術(ICT)、産業、保健医療の両国間の協力についても議論した。
エルドアン大統領は、文大統領と韓国国民の歓迎に感謝の意を表した。エルドアン大統領によるトルコ訪問の要請を文大統領は受け入れた。
夕食会に出席するレジェップ・タイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領夫妻と文在寅大統領夫妻=2日、青瓦台
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