［パク・ギルジャ、キム・ウニョン］

韓国政府は２０日、外交や安全保障に関する政策指針「文在寅（ムン・ジェイン）政府の国家安保戦略」を公開した。

指針書には、北朝鮮核問題の平和的解決、韓半島における恒久的な平和定着、北東アジアや世界の平和・繁栄に寄与、国民の安全と生命を保護する安心社会作りなどの国家安保の目標が含まれている。

特に、「平和を守る」ことを越えた「平和を作る安保」の実現に重点を置いた。これに向けて、韓国の「主導的役割」を強調した。韓半島の平和・繁栄を支えるための国防の重要性や均衡ある協力外交の実現についても言及している。

青瓦台（大統領府）の国家安保室の関係者は「南北・米朝首脳会談を通じて韓半島に平和ムードが醸成されるなど、変化する安保環境と韓国政府の国政方向などを積極的に反映した」とし、「在韓外国公館など海外の公館に配布するほか、青瓦台公式ホームページなどで確認できる」と述べた。

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