政策

2019.03.15

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世界文化遺産の位置を案内する道路標識=13日、政府世宗庁舎、聨合ニュース

世界文化遺産の位置を案内する道路標識=13日、政府世宗庁舎、聨合ニュース



[キム・ヘリン、キム・ウニョン]

道路標識の英語表記を訪韓外国人らに分かりやすいよう書き換える事業が始まる。国土交通部(以下、国土部)が13日、道路標識の改善案を発表した。

書き換えの対象は、韓国にある自然地名・人工地名・文化財・道路・行政区域・行政機関。

現在、ソウルの中央部を流れる「漢江(ハンガン)」を案内する道路標識は、「Han River」と「Hangang」になっているが、これを「Hangang River」に統一する。また、100年以上の歴史を持つ「広蔵(クァンジャン)市場」を案内する道路標識は、「Gwangjangsijang」を「Gwangjang Market」に統一する。国土部によると、今回の書き換えは、文化体育観光部の公共用語翻訳と表記指針に従う。

そのほか、高速道路の案内標識も書き換えられる。これまでは、地名と観光地名が文字だけで表記されていたが、今後はデザイン性のある標識になる。高速道路出口周辺1.5キロ地点に設置される予定。

慶州歴史地域や安東河回村、海印寺、南漢山城などのユネスコ世界文化遺産に登録された文化財の案内情報を道路標識に示す。道路標識の文字大きさも22センチから24センチに拡大する。

国道部の張永秀(チャン・ヨンス)道路局長は、「訪韓外国人や高齢運転者が増えるにしたがって、道路標識を体系的に整備していく」とし、「年末までに道路標識規則と指針を改定する」と述べた。

kimhyelin211@korea.kr