政策

2019.10.25

世界貿易基金(WTO)の優遇措置を受けられる発展途上国としての地位放棄を表明する洪楠基経済副総理兼企画財政部長官=25日、ソウル、聨合ニュース

世界貿易基金(WTO)の優遇措置を受けられる発展途上国としての地位放棄を表明する洪楠基経済副総理兼企画財政部長官=25日、ソウル、聨合ニュース



[キム・ファヤ、イ・ギョンミ]

韓国は25日、世界貿易機関(WTO)で貿易上の優遇措置を受けられる「発展途上国」としての地位を放棄することを決定した。

洪楠基(ホン・ナムギ)経済副総理兼企画財政部長官は、ソウルで開かれた対外経済関係長官会議で「これから、WTO交渉が行われる場合、途上国としての優遇措置を主張しないことにした」と発表した。洪副総理は、「1995年にWTOに加入してから25年が経った今、韓国の経済は先進国並みに発展しているため、国際社会で途上国として認められる可能性はほぼない」と今回の決定の背景を説明した。


韓国は1995年のWTO加盟にあたり、途上国としての優遇措置を認められた。1996年には経済協力開発機構(OECD)加盟を契機に農業・気候分野のみで途上国としての恩恵を主張することにした。

洪副総理は、「米のように韓国農業で敏感な分野は最大限に保護できるよう、柔軟性を持って交渉する権利を保有・行使するという前提の下、このように決定した」とし、「この先のWTO農業交渉において、韓国農業に影響を与えるようなことが起こった場合、被害の対応策を講じ、農業の競争力を強化する根本的な方法を探す」と強調した。


fayastory@korea.kr