コリアネットは、11月から釜山(プサン)で開催される「韓・ASEAN特別首脳会議」と「韓・メコン首脳会議」を控え、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国訪問の成果や韓国との貿易状況、そして今後の経済分野における協力の可能性について紹介する。 |
2018年3月23日、ベトナムのハノイで共同記者会見する文在寅大統領(左)と死去したベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席
[パク・ヘリ、キム・ウニョン]
[写真=青瓦台]
韓国とベトナムは、1992年の国交正常化以来、歴史的・文化的な類似性を基盤に経済・文化・観光などの様々な分野において協力してきた。
ベトナムは、ASEAN加盟国の中、韓国が最も多く投資している国であり、韓国政府が推進している東南アジアとの連携を強める「新南方政策」の主要パートナーでもある。
ベトナムの生産年齢人口の割合は69.8%(2017年基準、約6546万人)で、他の国に比べて高いほうである。そのような点から、ベトナムは韓国や海外の投資家から注目されており、2011年から年平均の実質成長率が約6%台を維持している。
2018年3月23日、ベトナムのハノイで首脳会談を行う文在寅大統領(左)と死去したベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席
2018年3月23日、ベトナムのハノイで行われたビジネスフォーラムに出席した文在寅大統領(左)と死去したベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席